法政大学国際高等学校にてプレゼンテーション講演会を行いました

法政大学国際高等学校プレゼン講習会

2020年12月10日、神奈川県横浜市鶴見区岸谷にある法政大学国際高等学校にて講習会を開催。弊社代表取締役 渋谷雄大、プレゼンテーションデザイナー 吉藤智広が登壇しました。

講習会開催の背景

法政大学国際高等学校は教育理念に「主体的に学び、考え、行動し、多様な他者とつながる21世紀のグローバルシチズン(地球市民)を育成します。」を掲げています。社会や人のために、真に自由な思考と行動を貫きとおす力を身に付ける独自カリキュラムを提供。プレゼンテーションを学ぶカリキュラムを取り入れており、教材として渋谷雄大・吉藤智広が著者である「伝わるプレゼンの法則100」を活用いただいています。
弊社側から連絡をさせて頂いたことをきっかけに、本講習会を開催する流れとなりました。

講習会の様子

渋谷からは「つたわるプレゼンって何だろう?人生における最強スキルを手に入れよう」というタイトルで、ゴールに「次のプレゼンが楽しみになる!」を立てお話しました。
そもそも、プレゼンテーションとは何であるかを考えていく。発表・説明、スピーチとプレゼントの違いを考えるために、「法政大学国際高等学校の紹介をしてください」という質問を投げかけ、考えてもらうワークから始めていきました。
プレゼンテーションとは贈り物。法政大学国際高等学校を説明する際に「うちの学校は○○です」という説明でなく、入りたいなとワクワクする、願書を出すという行動を起こしたくなる・人に伝えたくなる。「ココロ」を動かすプレゼンを目指そうということで、つたわるプレゼンのコツをご紹介しました。生徒の方々からは活発に意見が出ており、「練習ってどのくらいしますか?」「プレゼンテーションをする時、とても緊張するのですが、どうすれば緊張しなくなるのでしょうか。」といった質問も頂きました。

吉藤からは「プレゼン本に書いていないほうのプレゼンテーションデザイン」というタイトルで、スライドのデザインに関してのお話しをしました。Preziを使ったバーチャルプレゼン。画面上に並ぶ2択の選択肢。生徒の方々にどちらが聞いてみたい内容か問いかけながら、分岐するデザインをご紹介。画面に浮かぶ画像や文字に「魔法陣かっこいい」といった生徒さんからの声も。
プレゼンテーションとはそもそもなんであるのか。プレゼンにデザイン要素はどれくらいいれるのか、必要であるのか、といったプレゼンを行う上で持つ疑問に答えていきました。また、実際のillustratorでデザインを作る様子も操作しながら説明。「どういうところに気をつければ、 スライドに統一性が出ますか?」「どうやってスライドデザイナーになったのですか?」といった質問も頂きました。

生徒の方からいただいたコメント「プレゼンってこんな個性が出るものなんですね」。プレゼンに正解はない、ということを感じていただいたようです。

参加された生徒の方々の感想

今回の講習に参加された生徒さん達の感想を一部掲載させていただきます。

学生

次のプレゼンが楽しみになりました。未来像を描き、かつシンプルにプレゼンできるように作りこんでいきたい。

また、今回の講習会でも渋谷さんははじめと終わりに私たちの学校、法政大学国際高等学校の紹介ということを話してくださったので一貫性があり、聞きやすかったです。

テクニカルエバンジェリストという仕事に関心が湧きました。詳しく調べてみたり講演などがあったら行ってみたいと思います。

生徒

私はスライドをつくるのがわりと好きですが、統一性がいまいち掴めませんでした。しかし、自分のだめなところは一つ一つのスライドをいちからつくっていて前後のスライドとの関係性が少し薄れているのだときづけました。なので同じエフェクトをつかうや、同じ色をつかうなどして統一感を出していきたいと思いました。エフェクトだけでなく手書きにすることもインパクトになっていいとおもいました。私たちの場合は相手は生徒なので自分とおなじ目線から考えて伝わりやすいスライドを作って行けたらと思います。

学生

私は人前で話す事があまり好きではありません。特にプレゼンテーションとなると、原稿を見て話してはいけないし、時間制限があるため、色々考えながらやらなくてはいけないので、すごく嫌な授業だなと感じます。しかし、先生のお話を聞いて、プレゼンが好きになったわけではないけれど、話し方(シンプルに話す、自分の主観を話す、人を見て話す)や、内容の作り方(課題を述べて→CHANGE→未来像を述べる)などが少しわかり、次のプレゼンへの気持ちが楽になりました。特に印象に残ったのは、「ミスをした時には、その状況を話し、沈黙はなくす」ということです。多分、私がプレゼンが嫌いな理由はミスするのが怖いからだと思います。流石に次のプレゼンで、ミスをした時の対処法であるその技術をものにすることはできないかもしれません。でも社会に出た時にプレゼンをした時にその技術を物にできるように頑張りたいです。

生徒

私は今まで作ってきたスライドの中で、物によってのイメージカラーについて考えた事がなく、使う色は目立つ色だったり、見やすい色、うるさくならないような色を使っていました。確かにイメージに合わせた色を使った方が、なんとなく、安心感が出るなと感じました。また、同じ図形の向きや角度などを変えて、再利用してそれぞれのスライドで使えば統一感が出るということについてはすごく共感しました。私にとってスライドの統一感を出すことに関しては、いつも私たちを悩ませる一つのものでした。なので、先生のお話が聞けてすごくよかったです。その他にもスライドの制作の仕方を見てすごい大変そうで、難しそうだなと思いました。先生のプレゼンのスライドは今まで見てきた中ですごいキレイで、かっこよかったです。

法政大学国際高等学校 佐々木先生より頂いた感想

 本講習会の開催にあたって企画・準備して下さった法政大学国際高等学校の佐々木先生からもご感想をいただきました。

「本当に良い刺激となっているに違いない!今後行われるプレゼンが楽しみだ!」これがご講演いただいた直後の私の感想です。

昨今、「主体的な学び」が求められる中で、生徒にプレゼンテーションや発表をしてもらう機会が増加しています。ところが、生徒はプレゼンに対する苦手意識が多く、そのほとんどが原稿どおりに実施している現状が見られます。普段のようなイキイキした姿で、自然なコミュニケーションとしてのプレゼンを見られないものかと思っていました。

本校独自設定科目「リテラシー」の授業の一環として今回ご講演いただきました。渋谷様にはプレゼンを含めて話すことが好きになるためのポイントをお話いただきましたが、特に「プレゼンは相手へのおくりもの」というメッセージは多くの生徒の心に響いたようです。吉藤様にはプレゼンのデザインに関してお話いただきました。書籍にない内容も網羅され、スライドデザインに関してより自由に、より柔軟に作成してもよいんだ、容易にカッコよく見せるためのテクニックも紹介され、今後生徒からどのようなスライドが見られるようになるか楽しみになりました。さらに、原稿の扱いやプレゼン全体の推敲の実際のお話など、質疑応答の時間も丁寧に対応いただき、プレゼン改善への要素満載の講演会となったかと思います。

貴重な機会をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました!

法政大学国際高等学校 情報科 佐々木健太

講習会概要

当日はオンラインにて講習会を開催しました。

  • オープニング 法政大学国際高等学校 佐々木様
    講習会内容、課題の説明
  • 第1部  株式会社MOVED 代表取締役 渋谷雄大による講演
    つたわるプレゼンのストーリー作り
  • 渋谷に対する質疑応答
  • 第2部  株式会社MOVEDプレゼンテーションデザイナー 吉藤智広による講演
  • 吉藤に対する質疑応答
  • 全体に対するコメントなど

講師について

『伝わるプレゼンの法則100』の著者である渋谷と吉藤の2名が登壇しました。

渋谷 雄大(しぶや ゆうだい)
株式会社 MOVED 代表取締役 エバンジェリスト

ICTコミュニケーションズ株式会社 コンテンツビジネス事業部長として、IT研修講師・コンテンツ開発を経験。その後サイボウズ株式会社のエバンジェリストとして年間150回以上の講演・セミナーを担当。2018年9月に株式会社MOVEDを創業。自身のリアルな経験を活かした伝わるプレゼンの指導を強みとしている。過去、鍼灸師・スポーツトレーナーとして活動した経歴も持つ。
著書「伝わるプレゼンの法則100」(大和書房)

渋谷雄大

吉藤智広(よしふじ ともひろ)
プレゼンテーションデザイナー / Prezi Expert

会計事務所勤務、ローカリゼーションスペシャリストを経てプレゼンテーションデザイナーとして独立。2014年、日本人で初めてPrezi Expertの公式認定を取得。2015年~2017年はシンガポール、2018年~日本を拠点に活動。国際サミット、カンファレンスをはじめイベントや展示会など、国内外のプレゼンテーションデザインを数多く手掛ける。プレゼンテーションデザインの国際コンテストPrezi Awards 2018および2019において、最高栄誉にあたる”Prezi Expert: Best Overall” を2年連続受賞。著書に『Preziデザインブック』『Preziで極めるビジュアルプレゼンテーション』(共に日経BP社)、『伝わるプレゼンの法則100』(大和書房)。

吉藤プレゼンテーションデザイナー


この記事を書いた人
MOVED編集部

MOVED編集部

Ranking 人気記事