糸魚川タイムスに掲載:駅前に新ビジネスハブ「 キャッタービル 」竣工とCataloの概要
2025年7月22日付の地域紙「糸魚川タイムス」に、旧北越銀行跡を再生したビジネス拠点「 キャッタービル 」の竣工式の様子が掲載されました。
当日は Cataloの8月1日プレオープンに先駆けて、弊社MOVED代表の渋谷雄大も参加してきました。

キャッタービルとCataloの紹介・施設概要

7月22日に竣工した「 キャッタービル 」は、旧北越銀行糸魚川支店を改装した3階建てのビルです。1階にはMOVEDが運営するビジネス共創拠点「 Catalo(カタロ) 」が入ります。
Cataloは、化学反応を意味する“ Catalyze ”と地域を表す“ Local”を合わせた名称です。
地域内外の人や企業が交わることで新しいビジネスや挑戦を生み出す拠点になることを目指しています。駅前の利便性とあいまって、地域の魅力を知る人材と外からの挑戦者が交わる場として期待されています。
キャッタービルのフロア構成
1階:Catalo(コワーキング&コミュニティスペース)
カウンターやテーブル、ラウンジ席を合わせて30席以上あり、勉強会やイベントで最大50人が利用できます。4人部屋と6人部屋の会議室のほか、ウェブ会議に使える個室ブース4室やミニキッチンも備え、月額制または時間制で利用できます。内装には糸魚川産スギやブナ材、ヒスイ原石など地元の素材を使っています。


2階:貸しオフィスフロア
シェアオフィス7室を備え、入居企業が仕事拠点として利用できます。
3階:テレワークオフィスと共用ラウンジ
一般社団法人「キャリアステージいといがわ」が運営し、テレワーク向けオフィス1室と休憩や交流・セミナーに使えるラウンジスペースを設けています。
Cataloは 8 月 1 日にプレオープンし、弊社MOVED が運営を担います。

MOVEDと糸魚川市の取り組み
MOVEDは2019年の訪問をきっかけに糸魚川市と連携し、市内に空き家を活用したオフィス開設など、地域活性化に取り組んできました。
糸魚川タイムスに掲載:糸魚川市に新拠点開設 空き家をオフィスに
2021年度からは、糸魚川の外と中、あなたと私をつなぐ地方創生“じぶんごと”プロジェクト「糸と魚と川」をスタートし、2025年度までに18回開催しています。昨年度は上越市・妙高市・白馬村・東京をつなぐ「 コネクティング the ローカル 」を実施するなど、広域連携の輪も広がっています。

Catalo誕生の必然
3年間にわたる「糸と魚と川」で人と情報が行き交う未来が見えてきました。
しかし “ 稼げる現場 ” がまだ足りない――そこで旧北越銀行跡の3階建てビル(キャッタービル)1階に 「Catalo」 を設置する構想が生まれました。
Cataloは、ただの作業スペースではありません。
思いがけない出会いが次々に起こり、アイデア同士が化学反応を起こす “ 孵化(ふか)の場 ”です。
- 地元企業が新規事業に挑戦
- 外部から来たクリエイター・起業家とプロジェクトを共創
- 東京や海外からの仕事が流れ込み、新たな雇用の創出
こうして Cataloを起点に「 仕事 」「 挑戦 」「 未来 」の歯車が回り始めます。
クラウドファンディングで“ 関わり ”を拡大
Cataloの運営費と開設後のプログラム資金を確保するため、7月7日にクラウドファンディングをスタートしました。
北陸新幹線が停車する糸魚川駅前にCataloを開き、地域と地域、人と人をつなぎ、新しい挑戦やビジネスが次々に生まれる“起点”にしたい――それが私たちの想いです。
糸魚川市は現在、人口約4万人。ここ20年で約25%減り、高齢化率も39%と県平均を上回ります。「稼げる地域」を早急に築かなければ、地元の未来は守れません。
「こどもたちが大人になったとき、糸魚川に帰って来たいと思える故郷を」を合言葉に、Cataloでは地域内外の方が共創できる様々な取り組みを実施してまいります。

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