プレゼンテーション力をあげるために必要なトレーニングとは~今日からできる方法をご紹介~
社内や上司への報告、お客様への提案など、改まった会議の場だけでなく、日常的にプレゼンテーションは求められています。コロナ感染症拡大により一気にオンライン化が加速。オンラインでの会議や商談も定着し、対面以外のプレゼンテーションの場も増えています。
プレゼンテーションとは相手に対する“贈り物“。聞き手が、プレゼンテーションを聞くことでワクワクしてくる、聞いた話をもとに早速行動に移したくなる、その話を他の誰かにも教えたくなるといった行動の変化が伴うプレゼンテーションが求められています。
プレゼンテーションは、練習やトレーニングを積めば上達します。しかし、ただただやみくもに練習しても上達はしません。今回はプレゼンテーション力をあげるために必要なトレーニングについてご紹介していきます。
聞き手の目線にたったプレゼンテーションを行う
プレゼンテーションのゴールである「聞き手の行動」に繋げるためには、決して上手にうまく話すことが求められているわけではありません。
完璧なプレゼンテーションが人の心を動かすわけではなく、たとえたどたどしく話したとしても聞き手の心に響かせ、聞き手の行動変容を促すことは可能です。完璧なプレゼンテーションを求めるばかりに、緊張へと繋がり練習の際にできていたことが一切できないといったことにも。伝えたいことをしっかり伝える、100%のプレゼンテーションを求めないといった意識をまずは持ちましょう。トレーニングや練習の事前準備として、伝えるべき内容の整理を行います。
今回のプレゼンテーションの目的は何であるのか、何をゴールと設定するかを明確にします。必ずこれは伝えるといったことを準備しておきましょう。
せっかくのプレゼンテーション機会、様々なことを伝え分かってほしいといった気持ちがあるかもしれませんが、多くの情報を一気に与えられても聞き手は理解できなくなってしまいます。聞き手の目線にたち、本来重要としているポイントに沿ったプレゼンテーションを構成します。
ビデオ撮影で聞き手の立場に立つ、課題を把握する
プレゼンテーションを行う場面では相手(聞き手)が存在します。実際に聞き手の立場に立って、プレゼンテーションを行う話し手である自分自身を客観的にみる機会を設けましょう。
プレゼンの練習する際に、プレゼンテーションの様子を録画して確認するようにします。カメラに向かって話しかけることに慣れないと感じられる方も多いかもしれませんが、本番では練習よりも緊張しやり直すこともできません。
プレゼンテーションに関するやり方や知識をいくら学んでも、実際に行動するとなるとできないものです。プレゼンテーションは場数を踏むことによる成長も大きいので、プレゼンテーションの機会があまりないといった方にもおすすめのトレーニングです。
録画したプレゼンテーションを見てみると、自分では気づいていなかったクセや話し方に気づくことができます。また、客観的にプレゼンテーションの構成についてもみることができ、話す内容や話す順番についても見直すことができるでしょう。
録画し客観的にみることで、悪いところだけでなく自分のいい点に気づくことに繋がり、プレゼンテーションの自信にも繋がります。
撮影した動画を家族や友人、上司など他の人に見てもらうことも有効なトレーニング方法です。自分だけでは気づかなかった点をフィードバックしてもらえることで、よりプレゼンテーション力を伸ばすことができるでしょう。
課題・悩みに沿ったマンツーマンのトレーニングを
プレゼンテーション力をあげたいといっても、プレゼンテーションを行った経験値、自分が課題に感じ伸ばしたいポイントはそれぞれ違うかと思います。
「相手に伝わっている実感がない。そもそもどのように話せばいいのかわからない。」といった方から、「ある程度プレゼンテーションを行ってきた経験はあるものの…より相手を説得させる力をつけたい。」といった方まで様々でしょう。
それぞれの方の悩みに沿った「パーソナルプレゼンテーション講座」がおすすめです。
ご自身のプレゼンスキルの現状やプレゼンテーションをおこなうシーンや課題を理解した上で、講座内容をカスタマイズ。研修中にプレゼンテーション力が向上、実務的な側面から個別にアドバイスを行うことが可能です。
それぞれの方の課題に沿ったマンツーマンプログラムを提供させていただきます。
また単にスキルを向上させるだけでなく、強みを”最大限に”発揮するプレゼンテーションを実現。それぞれの方の個性に沿ったオリジナルのプレゼンテーションへと導きます。
まずはお気軽にお問い合わせください(相談無料)。
まとめ:プレゼンテーションにおけるトレーニングの重要性
プレゼンテーションを上手に行う、またプレゼンテーション力を向上させるには、スキルや技術の向上だけでなく、トレーニングが重要です。
ただただやみくもに行うのではなく、ご自身の状況を客観的に把握、また課題に沿った対応をしていくことが求められています。それらを実施することで、短期間でプレゼンテーション力が鍛えられるでしょう。