地域と未来をつなぐビジネス共創拠点「 Catalo(カタロ) 」プロジェクトにてクラウドファンディングをスタート
株式会社MOVEDは、新潟県糸魚川市にビジネス共創拠点「 Catalo(カタロ) 」を8月に開設するにあたって、クラウドファンディングを開始いたしました。
糸魚川駅前の旧北越銀行ビルを活用した同拠点は、地域内外の人材をつなぎ、新たなビジネスを生み出すハブとして機能し、人口減少に悩む地方都市の課題解決に挑戦します。
糸魚川にビジネスイノベーションの拠点誕生!地域と未来をつなぐビジネス共創拠点「 Catalo(カタロ) 」運営へ
糸魚川の魅力と人々の強さ

日本海のきらめく水平線と、3,000m級の北アルプスが同居する奇跡の街。
世界ジオパークに認定された雄大な地形、ヒスイが転がる海岸、新幹線で東京からわずか2時間という意外な近さ。
海鮮も米も水も絶品で、何より人があたたかい――これが糸魚川の本当の姿です。
なのに、地元の声はちょっぴり弱気
そんな宝物のような土地なのに、地元の方から聞こえてくるのは「「なにもない」「廃れていくばかり…」という遠慮がちな言葉。
糸魚川の人口はこの20年間で4人に1人が減り、高齢化率は39%。若者は進学と同時にまちを離れる現実に、どこか肩を落としているようにも見えます。
でも、選挙結果が教えてくれた“本気度”
ところが今年4月の市長選の投票率は 72.53%――県内のみではなく大都市と比べてもトップクラス!
居酒屋でも魚市場でも「 誰に託す? 」と真剣に語り合う熱気。
「 糸魚川の人たちは、まだ未来を諦めていない。むしろ燃えている! 」
解決への道筋は広域連携! 〜こどもたちが「 帰ってきたい 」と願う糸魚川へ〜

地元で安心して暮らすためには、「 稼げる糸魚川 」を作る必要があります。もっと産業が強くなって、仕事が生まれ、雇用が生まれたら、糸魚川に住むという選択肢が広がっていくでしょう。
だからこそ「 広域連携 」という答え
MOVEDと糸魚川市と協働して実施した「糸と魚と川」プロジェクトでは、昨年、「コネクティング the ローカル」を開催。糸魚川の隣に面している新潟県第3位の人口を誇る上越市、観光で非常に盛り上がりを見せる妙高市白馬村、そして東京――エリアをつなぐイベントを開催しました。
「 糸と魚と川 vol.16 コネクティング the ローカル 」が開催!
「 糸と魚と川 vol.17 」開催!親子ワーケーションでシゴトもココロも豊かに
「 糸と魚と川 vol.18 」コネクティング・ザ・ローカル in HAKUBA!糸魚川と白馬の絆
すると、どうでしょう?
地域の壁を越えて手を取り合えば、仕事も人も動き出したのです!
都市部から地方へ――2,000万人規模が動く「 関係人口 」の波
日本人の約5人に1人--移住はしなくても、定期的に地方へ通う「 関係人口 」という概念があります。
国の掲げる地方創生2.0も、
▶ 「稼げる地方」(高付加価値産業で自立)
▶ 「都市×地方の好循環」(ワーケーションや副業で人材が循環)
の両輪を回せと言っています。
糸魚川は、この大きな流れを受け止めるポテンシャルを持っています。
糸魚川が「 ハブ 」になれる理由
糸魚川には、他の地方都市にはない地理的な強みがあります。
- 東京から新幹線でたった2時間! 仕事が終わってからでも週末ハッと飛べる近さ。
- 延伸が進めば関西とも一直線! 日本列島の東西ビジネスをギュッと結ぶ“未来の動脈”。
- 富山・長野・新潟3県が交わるクロスポイント! どの地方とも手を取り合える、これ以上ない立ち位置。
だから糸魚川は “ローカルとローカルを結ぶハブ”。 人もアイデアもここで交差し、次の挑戦が火花を散らす――まさに絶好の舞台です!

みんなで一緒に頑張りたいワン!
糸魚川で「 稼げる場所 」をつくるために


稼げる場所って、大企業の工場を誘致する話じゃありません。ここに暮らす一人ひとりがワクワクしながらお金を生み出せるフィールドを、私たちの手で耕す――それが目標です。
ステップは、たった3つ。
1. 地元企業のDX推進と意識のアップデート
糸魚川の企業の中には、まだまだデジタル化が遅れているところも多いようです。
そこで、デジタル技術を取り入れ、「 うちでも全国と戦える! 」 という成功体験を重ねて行きます。地元企業の背中に火をつけるDX伴走プログラムはもう走り出しています。
2. 新しい産業を生み出す
日本海を眺めながらコードを書くエンジニア。ヒスイの写真をNFTにして世界に売るクリエイター。場所にしばられない仕事を持ち込み、仕事の選択肢を増やしたい。すでにワーケーションで利用する企業も出てきています。
糸と魚と川vol.07・開催レポート①/進出企業が語る糸魚川の魅力とは!?
3. 「 稼げる地域 」へと進化する
アップデートされた会社と新産業がコラボすれば、新しい職種が次々に誕生。
それを見た若者が「 じゃあ自分も! 」と挑戦し、また雇用が増える――
このループが回り始めた瞬間、糸魚川の稼げる可能性は無限大です。
若者は残り、Uターン組が戻り、首都圏のクリエイターが週末ごとにやって来る。
海と山と街が、挑戦と笑顔でザワザワしている……
その可能性を生み出す中心となる――それがビジネス共創拠点「 Catalo 」です。
Catalo(カタロ)誕生 〜化学反応を生み出す場〜


ビルのオーナー様は、このビルを「 キャッタービル 」と名付けました。
「 Catalyze(化学反応を触媒する) 」
さまざまなものをつなぎ、刺激し合い、そこから新しいビジネスや挑戦を生み出す化学反応の”触媒”のような存在になりたい、という想いを込めたネーミングです。
私たちは、この想いに深く共感し、1階のビジネス共創拠点に「 Catalo(カタロ) 」という名前をつけました。
「 Catalo 」は「 Catalyze 」に「 Local(地域) 」を組み合わせた造語です。
「 語ろう 」という響きも重ねています。
- 地域の人と人
- 地域と地域
- 地域と未来
それぞれのLocal同士を結びつけて、化学反応を生み出していく。
Cataloは、ただの作業スペースではありません
ここは、思いがけない出会いが次々に起こり、アイデア同士が化学反応を起こす “孵化(ふか)の場” です。
- 糸魚川の地元企業が、新しい事業に挑戦する
- 地域外から来たクリエイターや起業家と、思いがけないプロジェクトが生まれる
- 外からも仕事が流れ込むことで、地元に新しい雇用が生まれる
Cataloを起点に、「 仕事 」が、「 挑戦 」が、そして「 未来 」が回り始める。



糸魚川の未来を一緒に作っていきたいワン!
クラウドファンディングでぜひ“関わり”をはじめよう


Cataloの運営資金を目的とした支援募集をCAMPFIRE開始しました。
ご支援は資金援助だけではありません。
- 糸魚川出身の方へ:今すぐ地元と関わり、帰る場所を一緒に創りませんか?
- 地方創生に関心ある方へ:成果が見えるプロジェクトで腕を振るいませんか?
- 新しい働き方を探す方へ:都市と地方を行き来しながら、思わぬビジネスチャンスを掴みませんか?
MOVEDがなぜ関わるのか?
MOVEDはこれまで地方企業のDX支援の実績があります。さらに糸魚川市と連携して、地域活性化イベント「糸と魚と川」を2021年から18回開催してきました。
この3年間で、MOVEDのメンバーも次々に糸魚川に惹き込まれ、まるで「推し活」のように、心から応援する存在になっていきました。ついには糸魚川に拠点ができるほど。
糸魚川タイムスに掲載:糸魚川市に新拠点開設 空き家をオフィスに
現在は糸魚川で働くメンバーも多いです!
MOVEDにとってCataloの挑戦は、単なるビジネスではありません。
糸魚川への想いの延長線上にあるのです。
未来へ——あなたの一歩が、糸魚川を動かす
Cataloから始まる化学反応が
- 挑戦できる場所
- 稼げる場所
- 誇りを持てる場所
へと糸魚川を進化させます。
「 この町を放っておけない 」 そのエネルギーが未来をつくる。
どうかあなたも、Cataloという舞台に参加してください。一緒に10年後の糸魚川を描きましょう。



ご支援よろしくお願いしますワン!