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3か月間のプレゼン強化プログラムを終えた受講生が思う「成長」とは

2020.05.20|つたわるプレゼン

伝わるプレゼンアカデミー

3か月間のプレゼン強化プログラムを終えた受講生が思う「成長」とは

「プレゼンテーションの研修を受けてみたいけど、本当に効果があるのかわからない。」

「一歩踏み出すための決め手が何か欲しい」

このように感じている方は多いのではないでしょうか。

今回は、伝わるプレゼンアカデミーの最終回となる第6回の授業の様子と、3か月間のプレゼン研修全体を通しての受講者の声をご紹介します。プレゼンのプロのエバンジェリストであり、本アカデミーの校長である渋谷にも話を聞きました。

第1回から参加してきた、ライターの小泉の実感も踏まえてお届けします。

オンラインで話すときは「カメラ」の位置を意識する

オンラインで話すときは「カメラ」の位置を意識する

伝わるプレゼンアカデミー第6回は、第1回から第5回までと同様に、オフラインの会場で行われる予定でした。しかし新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を鑑みて、急遽オンラインで開催されました。

同じように、多くの企業でオンラインの会議が行わるようになった昨今。オフラインの場で行うプレゼンテーションとの違いに、戸惑う方がほとんどではないでしょうか。

今回のオンラインでの授業で、ほとんどの受講生が指摘されたことがあります。それは発表の際の“目線”です。受講生がプレゼンをした後、講師と受講生の間では次のような会話がありました。

桜野

カメラはご自身から向かって右側にありますか?

受講者

いいえ。カメラは正面にあります。

桜野

そうなのですね!発表中に目線が右側に寄ってしまう傾向にあったのですが、資料が右側にあるのですか?

受講者

資料ではなく、聞いている方々の顔が右側に表示されているので、そちらを見てしまいました。

このやり取りを聴いたあとにもかかわらず、私もカメラではなく、“画面に映っている人”を見て話してしまいました。オフラインでは、聴き手を見て話すことが求められるので、やってしまいがちなのだと感じました。

しかし聴いている側からすると、発表者がカメラを見ていないと目線が合わず、自信がないように受け取れます。これを避けるためには、以下のような対策が取れます。

  • シールや付箋を貼ってカメラの位置を強調する
  • 映っている人が、画面の中でもカメラの近い位置に来るように調整する

ほかの方の発表を聴いていて、オフラインよりも、全員に顔がはっきり見られるオンラインでのプレゼンでは、発表者の目線や表情の変化がより重要だと実感しました。今後オンラインでのコミュニケーションが増えていくことを考えると、カメラの先にいる聴き手を想定して、プレゼンをすることが求められるのではないでしょうか。

全6回プレゼンの授業を受けて得た「学び」

全6回プレゼンの授業を受けて得た「学び」

3か月間の“伝わるプレゼンアカデミー”を受講した方々に、全体を通してのアンケートに答えていただきました。

Q.伝わるプレゼンアカデミー全体を通しての良かった点をお聞かせください。

受講生

プレゼンテーション業界における最先端の講師陣にお会いできたことです。

受講生

Facebookページでの、課題や質問に対するフィードバックの丁寧さとスピード感が良かったです。

受講生

プレゼンテーションだけに限らず、報告書の作成や普段の会話の中でも、取り入れることができるスキルを学べたことです。

Q.伝わるプレゼンアカデミー全6回を通して「最も参考になった回」と「その理由」をお聞かせください。

※【ストーリー編】第1回第2回・【デザイン編】第3回第5回・【トーク編】第4回第6回

受講生

最も参考になった回は第4回のトーク編です。

人前で話すことに慣れていませんでしたが、この講義を通じて“伝える力”がつき、一番変化を感じることができました。

受講生

どの回も気づきや心に刺さる言葉をいただいたので、良かったです。

トーク講座は、担当の回だけでなくYoutubeチャンネルで「よう伝わらんプレゼンの法則」の配信もあってとても充実していました。

受講生

どの回も参考になりましたが、その中でも特に学びが多かったのは、デザイン編の第5回です。

図解がテーマの講義で、プレゼン以外でも使える“整理する技術”を知ることができました。勉強や仕事においても、図解を応用したいです。

Q.伝わるプレゼンアカデミーを受講して、ご自身が成長した点をお聞かせください。

受講生

プレゼンでの話し方やストーリー作り、デザインといったプレゼンを作る実践的な能力がついたことです。

受講生

いつもプレゼンをする相手のことを考えるようになったことと、少しパワポの使い方がわかったことです。

受講生

プレゼンを作る際に、どのような筋道を立てて進めていく必要があるのか、どのような準備をすればよいのかがわかったことです。具体的にやるべきことを理解できましたので、今まで以上に効率と質が良いプレゼンテーションができるようになったと思います。

Qどのような方に伝わるプレゼンアカデミーを受講して欲しいと思いますか?

受講生

直近でプレゼンしなければならないけど、スライド作りもトークも、具体的にどのように進めたら良いかわからないと悩んでいる方

受講生

大学生です。大学ではプレゼンの講義などないため成長する機会がありません。就活やその後の生活でプレゼンを使う場面が多くあるため、大学生にもっとこの講座を受けてほしいです。

多くの受講生が、実践的なスキルを身に付けることができたと感じているようです。私も、全6回の講義とFacebookページでのフィードバックによって”これから何を磨いていけばよいのか”を知ることができました。

個性を引き出すプレゼンの学びの場を作る

個性を引き出すプレゼンの学びの場を作る

伝わるプレゼンアカデミー全6回を終えて、本アカデミーの校長渋谷に話を聞いています。

小泉

伝わるプレゼンアカデミー第0期の総括を聞かせてください。

渋谷

伝わるプレゼンアカデミーは、私たちにとって初めての事業でしたので、試行錯誤をしながら、受講者の皆様と共に進めていきました。

新型コロナの影響でオンライン開催を余儀なくされ、思い通り進めなかった点もありましたが、そんな状況下でも全6回を無事に終了することができました。

それぞれ違う強みを持つ講師陣からの講義は、受講者の皆様が今後活かせるスキルを得て頂けたのではないかと思います。私自身も非常に勉強になることが多くあり、改めてこのような形式を取って良かったと思っています。

プレゼンには正解がありません。こうしなければならないという「正解」を押しつける形式ではなく、個人の個性を引き出す学びの場を作っていきます

講義を通じて新たにチャレンジしたい領域や課題も見つけましたので、更にブラッシュアップしていきながら、伝わるプレゼンを学ぶ機会を増やしていきたいと思います。

小泉

全体を通して、受講生はどのような印象でしたか?

渋谷

講義中でも積極的に質問を投げて頂き、非常に向上心が高い方々でした。講義やフィードバックで学んだことをすぐに吸収して実践し、ご自身のプレゼンをブラッシュアップされていらっしゃいました。最後の発表はオンラインでの実施となりましたが、受講で実践を積んだからこその「伝わりやすさ」に加え、皆様の個性を活かして、プレゼンを実施されている姿が印象的でした

プレゼンは、場数を積むことも大事になります。これから皆様の自分のスタイルを更に確立し、プレゼンを通して多くの方々に影響を与える存在へとなっていって頂きたいなと思います。

相手を知り、自分を伝えよう

プレゼンでは相手を知り、自分を伝えよう

【ストーリー】【デザイン】【トーク】それぞれのエキスパートによる授業を受け、今まで感覚だけでやっていたプレゼンテーションを、理論的に考えられるようになりました。

どの回でも共通していたのは「まず相手について考える」こと。これはプレゼンに限らず、仕事の報告書作りや普段の会話でも重要だということに、改めて気がつきました。

オンラインでのやり取りが増え、言葉で伝える必要性が高まっている今、「伝える力」はより求められていくのではないでしょうか。 MOVEDでは、アカデミーの講師陣を中心として、これからもプレゼンテーションに関する事業に取り組んでいきます。また、MOVEDNの公式Youtubeチャンネルでも、話し方のコツやオンライン会議で使えるツールの紹介をしていますので、ぜひ学びの場のひとつとして活用していただけたらと思います。

INFORMATION

【記事製作者】

MOVED編集部

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