株式会社MOVED、東京都「 中小企業デジタル化支援講座 」提供スタートアップに採択〜中小企業の“学び直し”と“再挑戦”を後押し〜

株式会社MOVED(本社:東京都大田区、代表取締役:渋谷雄大)は、東京都および(公財)東京都中小企業振興公社が主催する「 中小企業デジタル化支援講座 」の提供スタートアップとして採択されました。
この事業は、東京都内の中小企業・小規模事業者に向け、デジタル技術の習得やDX推進を実現するための実践的なリスキリング(学び直し)支援を目的としています。講座提供者としての採択は、MOVEDがこれまで蓄積してきた実務ベースのデジタル教育コンテンツや伴走型支援の知見が高く評価された結果です。
MOVEDでは、デジタル化に課題を抱える中小企業が、「 自走できる力 」を身につけ、持続可能な変化を起こせるように支援することをミッションに掲げています。今回の採択は、東京都が推進する「 誰ひとり取り残さないDX 」の理念と、当社の価値提供が合致したものと考えております。
当社が提供する講座では、ノーコード・データ活用・業務改善など、現場レベルで「 明日から使える 」知識を重視。小規模事業者にも届く言葉と方法で、組織変革の第一歩を後押ししてまいります。
詳細・申込情報は下記をご参照ください。
中小企業デジタル化支援講座 公式サイト
提供講座1:ノーコードツール基本コース(e-learning)

アプリやスペースの基本操作やアプリの作成方法を学び、kintoneの基本機能を基礎からしっかり習得します。
※本講座は、本事業の趣旨に基づき編成されたカリキュラムです。また、講座提供費用についても特別な条件により設定されています。
- kintoneの基本操作
- ポータルの利用
- スペースの利用
- アプリの作成
- アプリの設定
- グラフと集計
- テーブル
- 関数
- 計算式
- ルックアップ
- 関連レコード一覧
- アプリアクション
- アプリテンプレート
- cybozu.com共通管理
- kintoneシステム管理
- アクセス権
- 通知
- プロセス管理
提供講座2:ノーコードツールシステム構築ワークショップ

アプリ利用者の「 要望 」に対して、kintoneを構築し、最後にアプリ利用者に説明するまでの実践型のワークショップです。
- アプリ利用者の要望を想定した3つのケースをもとに、それぞれの要件を満たすアプリを作成し、提案するスキルが習得できる
- ルックアップ、関連レコード一覧、アクション、アクセス権、プロセス管理、通知等の主要な機能について実践的な使い方を習得できる
- 他の受講者のアプリ作成方法をプレゼンを聴講、意見交換を通じて、新たな気づきを得られる
- 1日目と2日目の間の自習期間にアプリ作成にじっくり取り組める。自習期間は研修内容について講師の質問サポートあり
提供講座3:実践を通じて学ぶDX人材養成講座(ハタトレ短期プラン)

本講座(ハタトレ)は、単にITツールを導入するだけでなく、組織全体の業務効率と生産性を向上させるための包括的なアプローチを提供します。
- 現状分析と課題特定:業務プロセスを詳細に分析し、潜在的な問題や改善点を明確にする手法を学びます。
- 理想の言語化:業務改善を通じて「 どうなりたいか 」という理想状態の明確な言語化を支援します。これはシステム導入や業務改善の真の目的を見つけるために不可欠です。
- 業務改善における代表的で具体的な手法を学びます。→GAP分析/5W1H/ECRS(排除・結合・入替・簡素化)の原則
- システム設計:業務改善を実現するためのシステム構築の基礎を実業務をベースに行います。
- 自立した改善活動:最終的には外部業者の支援なしに受講者自身が継続的に業務改善を推進(=業務改善を内製化)できるような社内浸透のコツを身に付けます。
- DX化までの取捨選択:kintoneや単一のツールに捉われることなく、ツール選定も含めたITシステムアプローチができるよう多角的な視点を身につけます。
今後の展望
MOVEDでは、今回の東京都事業を契機に、地方自治体・商工団体との連携による地域展開を加速していきます。単なる講座提供にとどまらず、「 学び 」→「 実行 」→「 変化の定着 」までを支える新しいリスキリングモデルを構築し、全国の中小企業の「 次の一歩 」を伴走支援してまいります。
また、生成AIをはじめとした新技術の業務活用支援や、デジタル人材の社内育成支援にも注力し、中小企業の“人が育ち、事業が進む”環境づくりを継続的に支援していきます。