感動は人を成長させない/ハタデザ!ぶっちゃけnight
今回のテーマは「感動は人を成長させない」です。人は感動すると急激に感情の波が上昇し、それだけで満足してしまうことがあります。しかし、仕事や学習での成長に繋げたいならば、その後に行動を起こすことが必要です。
今回のテーマは「感動は人を成長させない」です。
「感動」とは何か
峠さんはどのような時に感動しますか?
スポーツなど、人が一生懸命に物事に取り組んで結果を出した時や、人間ドラマなどで感動します。
感動とは何かというと、ポジティブな感情の揺らぎで、急激に上がるものだと思っています。
怒りという感情は急速に高まりますが、ピークに達すると徐々に下がります。1ヶ月も続く怒りは珍しいですよね。
感動も同じように、すぐピークに達し、下がります。半年間じわじわ感動をし続けることはないでしょう。
また、一度感動した場面を再び見た時には初回ほどの感動はありませんよね。
感動のみでは成長できない
感動は急激なものだということを学習やビジネスの場面に当てはめてみましょう。
例えば、有名人のセミナーを聞いて感動するというのは、その瞬間だけの感情ですよね。
多くの人たちは、セミナーで得た知見や知識などを用いて実行すべきことを行わずに終わってしまうのではないでしょうか。
いっときの感動も、精神衛生を保つのには大事だと思います。
しかし、人生や仕事においては、感動するだけでは成長に繋がりませんよね。
成長するためには、感動をきっかけにして自分の意思で行動をする必要があります。
感動だけで終わらず、感動した話をした人の行動や思考を真似てみたりすると良いですね。
大きな感情の波でなくても、小さな感動を学びにしてアイデアなどが生まれることもあるかもしれませんね。
結局は行動量で決まる
誰かの行動を「すごい」と思う人は、実際には行動量の差を見ているだけです。
そういう人に「同じくらい行動すれば近い結果が得られます」と伝えても、彼らは自分ではできないと思い込んでいることが多く、そういったマインドであるために行動を起こせない状態になっています。
同じことを「センスがない」という言葉で表現する人もいます。センスは感覚などの質のことですが、それを高めるには量をこなすしかないんです。
少ない回数でなんでもできる人は滅多にいないですよね。
センスを身に付けたければとにかく行動しないといけないということですね。
センスについて詳しくはこちら
また、感情が昂っている状態だと冷静な判断ができないので、そのような時は1日おくなどの対策をした方がいいですね。
動画で見た商品を勢いで買ってしまい、後から後悔することなどもありますよね。
おわりに
仕事や学習における「感動」は、一時的な感情である「感動」をしたことに満足するのではなく、それをきっかけに行動し成長にいかすべきものです。
さまざまな感動から学びを得ることは楽しいですよね。