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法政大学国際高等学校にてプレゼンテーション講演会を行いました 2021

2022.02.03|つたわるプレゼン

イベント プレゼンテーション 登壇

法政大学国際高等学校にてプレゼンテーション講演会を行いました 2021

2021年12月9日、昨年に引き続き神奈川県横浜市鶴見区岸谷にある法政大学国際高等学校にて講習会を開催。弊社代表取締役 渋谷雄大、プレゼンテーションデザイナー 吉藤智広が登壇しました。

講習会開催の背景

法政大学国際高等学校は教育理念に「主体的に学び、考え、行動し、多様な他者とつながる21世紀のグローバルシチズン(地球市民)を育成します。」を掲げています。社会や人のために、真に自由な思考と行動を貫きとおす力を身に付ける独自カリキュラムを提供。プレゼンテーションを学ぶカリキュラムを取り入れており、「伝わるプレゼンの法則100」を教材として導入していただいてます。
2020年の講演会に引き続きご依頼をいただき、開催となりました。

講習会の様子

渋谷からは「つたわるプレゼンって何だろう?人生における最強スキルを手に入れよう」というタイトルで、ゴールに「次のプレゼンが楽しみになる」を立てお話しました。
社会人の84%もの人が人前で話すことを苦手としているデータを紹介。講座を受講している生徒の方の多くも苦手と答える人が多い様子でした。社会人で人前で話すことを得意とする人はたった6%。その6%になることで、有利に物事を進めることができます。
そもそも、プレゼンテーションとは何であるか。「法政大学国際高等学校の紹介をしてください」という質問を投げかけ、生徒のみなさんに考えてもらいました。これを言われたら法政大学国際高等学校入りたいなと思う答えとはなんでしょうか。プレゼンを聴く相手にどういうイメージを持たせて、自分事化させるかが大事です。
プレゼンテーションとは贈り物。法政大学国際高等学校を紹介する際に「うちの学校は○○です」という説明でなく、入りたいなとワクワクする、願書を出すという行動を起こしたくなる・人に伝えたくなる。「ココロ」を動かすプレゼンを目指そうということで、つたわるプレゼンのコツをご紹介しました。
最後にコンセプトワークシートを共有。誰に、何と言ってもらいたいか、どういう現在地にいてプレゼンを聞いてどういう未来を描けるか、と具体的にプレゼンを組み立てる際に使えるシートをご紹介、お渡ししました。
生徒の方々からは活発に意見が出ており、「オンラインとオフラインどちらが好きですか?」「事前練習はどのようにされていますか?」「プレゼンをする上で一番何にこだわっていますか?」といった質問も頂きました。

吉藤からは「プレゼンテーションデザインって、」というタイトルで、スライドのデザインに関してのお話しをしました。プレゼンテーションデザイナーとはどういったことを行うのか、吉藤の仕事についてご紹介。
プレゼンテーションと一言でいってもとても広い領域が存在します。同期コミュニケーション、非同期コミュニケーション、手間をかける、手間をかけたくないといった4軸にわけて説明。
デザインについては、幕の内弁当とフランス料理といったたとえを出して相手目線にあわせたデザインについて考えていきました。また、コース料理を展開するうえで大切なのは皿と皿の間をどうつなげるか。流れの作り方、絞り方・抜き出し方について説明しました。
コロナになり一気に広まったバーチャルプレゼンテーションも実際に動かしながら説明。生徒のみなさんからは「かっこいい」といった声が。
「バーチャルプレゼンを作るので有名なアプリとは?」「美術のセンスがない人でもいいセンスのスライドが作れる方法はありませんか?」「フリーランスで働くことのメリットや難しいことは?」といった質問も頂きました。

「楽しんでプレゼンテーションができるようになりたい」と多くの生徒の方から前向きなコメントをもらいました。「次のプレゼンが楽しみになる」というゴールに到達された方が多くいたようです。

参加された生徒の方々の感想

今回の講習に参加された生徒さん達の感想を一部掲載させていただきます。

高校生アイコン

プレゼンテーションの目的は、相手に理解してもらうということがゴールではなく、「相手に行動してもらう」ということです。行動してもらうためには、どう話すべきかということを考えてプレゼンテーションをすることがコツだということを学びました。そして、最終的には誰かに伝えたくなる、思わず伝えたくなることを目指すことが大事だと学びました。

高校生アイコン

プレゼンテーションが得意な人が必ずしも昔から得意だったわけではない、ということに希望を持ちました。私は普段は声が大きいのに、前で発表するとなると声が小さくなってしまったり、緊張して震えてしまうことが多々あります。しかし、渋谷さんのように上手になれると言うことを聞き、頑張ってみたいと思いました。

女子高生のアイコン

今回の講演会で、いい意味で私のプレゼン常識を破るようなものでした。講演会をオンラインで拝見しましたが、思わず「すごい!」と言ってしまいました。相手に優しい+あっと驚くおもしろいプレゼン、見る人や聞く人の刺激になるのではないかと思いました。吉藤さんがプレゼンをフレンチに例えてお話しされているのも印象的でした。斬新さや楽しさを学べました。

男子学生のアイコン

プレゼンは言葉として伝えることだけでなく、スライドなどの制作も含めて作り上げていくものであるということを改めて実感しました。言葉で伝えることが苦手でも少しスライドに工夫を加えるだけで聴き手の人は興味を持ち、伝えることができるということを知ってプレゼンの苦手意識が軽くなりました。

講習会概要

当日はオンラインにて講習会を開催しました。

  • オープニング 法政大学国際高等学校 佐々木様
    講習会内容、課題の説明
  • 第1部  株式会社MOVED 代表取締役 渋谷雄大による講演
    つたわるプレゼンって何だろう?人生における最強スキルを手に入れよう
  • 渋谷に対する質疑応答
  • 第2部  株式会社MOVEDプレゼンテーションデザイナー 吉藤智広による講演
    プレゼンテーションデザインって、
  • 吉藤に対する質疑応答
  • 全体に対するコメントなど

講師について

『伝わるプレゼンの法則100』の著者である渋谷と吉藤の2名が登壇しました。

渋谷 雄大(しぶや ゆうだい)
株式会社 MOVED 代表取締役 エバンジェリスト

ICTコミュニケーションズ株式会社 コンテンツビジネス事業部長として、IT研修講師・コンテンツ開発を経験。その後サイボウズ株式会社のエバンジェリストとして年間150回以上の講演・セミナーを担当。2018年9月に株式会社MOVEDを創業。自身のリアルな経験を活かした伝わるプレゼンの指導を強みとしている。過去、鍼灸師・スポーツトレーナーとして活動した経歴も持つ。
著書「伝わるプレゼンの法則100」(大和書房)

株式会社 MOVED 代表取締 渋谷 雄大役

吉藤智広(よしふじ ともひろ)
プレゼンテーションデザイナー / Prezi Expert

会計事務所勤務、ローカリゼーションスペシャリストを経てプレゼンテーションデザイナーとして独立。2014年、日本人で初めてPrezi Expertの公式認定を取得。2015年~2017年はシンガポール、2018年~日本を拠点に活動。国際サミット、カンファレンスをはじめイベントや展示会など、国内外のプレゼンテーションデザインを数多く手掛ける。プレゼンテーションデザインの国際コンテストPrezi Awards 2018および2019において、最高栄誉にあたる”Prezi Expert: Best Overall” を2年連続受賞。著書に『Preziデザインブック』『Preziで極めるビジュアルプレゼンテーション』(共に日経BP社)、『伝わるプレゼンの法則100』(大和書房)。

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【記事製作者】

MOVED編集部

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