動画配信・ウェビナーの達人の配信環境とセッティングに関するQ&A【ある日のMOVED】
ある日MOVEDのSlackで突然始まった、動画配信環境の現状報告とセッティングに関するQ&A。kintoneエバンジェリストの峠健太郎・瀧村孝一を中心に、プロ雑用・小林、MOVEDの配信用新環境設定を担当している鷹取亜咲美と、業務改善アドバイザーの今野愛菜を交えた会話をそのままご紹介します。会話形式でどうぞ。
しばらく家に眠ってたデバイスもまとめて持ってきて配置換えしたら、なんか凄いことになった。何の仕事してるんやろ……。
変態♪
モニターは横より上にも伸ばしたほうがいいかもですね。自分も今複数モニター使うようになって、意外と顔面の横移動がめんどくさいなと思ってます。
まあ家に眠ってるのももったいないので。設置してみたものの、配信の時くらいしかこんな使わへんから、普段は予備機で居眠り継続ですね。変態なのは瀧村さんほどじゃないからかわいいもんです。
おすすめのポート選びからスタート
峠さん、このMacに繋がってる、LANケーブルされるやつって、何使ってます??
これですね。
ポートたくさんあって便利!
USB-Cのハブはホントに当たり外れがあるので、ケチらんほうがいいです。
かといって有名ブランドでも外れ引くときもあれば、安っぽいので安定することもあるので、こればっかりは運なんです……小林さんのAnkerは周りよりは安定してるほうですよね。
TYPE-Cハブはマジでピンキリです。とりあえず3つ買いましたけど、どれもいまいちで、最終的にAnkerのハブに落ち着きました。
運……外れたら接続が悪い現象が起きますか??
いろいろありますよ〜。たとえば他のUSBが通信してると、Type-cから充電できなくなるとか、データ通信がプツプツ切れるとか、凄まじく熱くなるとか……。
ううううーん……峠さんのやつ買ってみようかな……。とりあえず、MACにLAN/USB/HTMI が欲しいんですよね。
オススメ! VGAいらん場合はもうちょい安いものもあると思います〜。
ウェビナ―撮影用ブース、どうする?
横からすみません! ヒュッテ(※MOVEDのワークスペース名)にウェビナー用の撮影ブースを作ろうとしているのですが。これはαで配信して、ハンディカムで録画?
どの機材があれば配信する方が楽に安心に配信できるのですか? 設置しっぱなしにして、配信する方が座ってすぐに配信できるようにしたいです。照明や背景、反響対応なんかは考えているのですが、配信機材はPC一台だとやっぱきついですかね?
私の構成だとα6500とハンディカム、片方で配信も録画も両方同時にいけます。単にマルチアングルにすると雰囲気出るからってだけですw
ミキサーの要否が変わるのはカメラとマイクと言いましたが、カメラの映像&マイクの音声が直接Macに取り込めるデバイスを使う場合、かつカメラもマイクも一台で良い場合はミキサーは不要です。
例えば、logicoolとかから出てる、MacとUSB接続するウェブカメラとヒュッテにあるyeti(※Blue Microphones Yeti USB コンデンサー マイク)なら両方とも直接Macに取り込めるのでミキサー要りませんね。
パワポと顔と切り替えたりしたければミキサーがあったほうがいいですよね。カメラだけならキャプチャーボード安くで出てますし、いいマイクといい映像をとなれば(OBSってソフトに耐えられるPCであればですな峠さん……)
なるほど。ミキサーはいらないのですね。カメラって一眼じゃなくてもwebカメラで十分なのですか? Macbookだと、カメラの切り替えとか耐えられますか?
今、ヒュッテの配信環境構築用の備品を考えていますが、みなさまアドバイス頂けないでしょうか。
例えばウェビナーにおいて、画質を左右するのはカメラの性能より照明ですね。仮に4Kのカメラで撮ってもzoomを通じて配信するので、確実に劣化します。
画面共有もすると、講師の顔は小さ〜いサイズになるので、4KとかFullHDかどうかは、人間では判別がつきませんw
なるほどーーそうなんですね! 照明なのですね! おすすめ照明あったら教えてください!
ヒュッテは音の反響を抑えるために囲むので暗くなります。リングライト1台に加え、もう1つ照明を買おうとしております。
zoomでのやりとりだけで済ませるならばハードウェア(ネットワークや照明)だけを整えればまあいけますが、zoomのやりとりをYouTubeなどで配信するとなるとソフトウェアが色々必要になってきます。
・OBS
・Ladiocast
・Blackhole
・StreamYard
……など、撮影ブースを使ってどういうことをしていくかで結構構成は変わってきますね。
な…なるほど。配信はソフトの方が大切なのですねー。調べます!
動画配信のために毎回都度準備するのも大変ですし、何かあったときのバックアップができるように、事前に落ち着いた環境を作成したいと思ってます。今すぐいろんなことを使用という感じではなくて、これから調整していこうと思ってます。
なるほど〜。
・長時間のウェビナー配信
・YouTubeLiveには今のところアップしない
・入れ替わりはありつつも、同時に複数人が別場所からの講師をすることはない
・講師が歩き回るのは今のところなし
要件としては、ひとまずざっくりこんな感じですね。
です!! まとまりなくてすみません! 現時点の備品リストを別途共有します(※ここでは非公開)。
鷹取さんの備品リストを見ましたけど、追加で必要になりそうな物としては、ACタップとPC冷却の仕組みですね。特に電源はあるに越したことはないので、大量に準備しておくことをオススメします。
こんなものが…はじめて見た!
所詮ファンなので、どうしても音は出ますけどね。
シンプルな環境設定の例
ワテはシンプルイズベスト!! 43型モニターはMacMini用です。
シンプルだけどお高い機材ばっかり!
ポート、ミキサー、撮影用ブース全般の話と話題が広がりましたが、これらはほんの一部。「ウェビナー」に特化した環境設定ってなかなか難しいですよね。「企業として動画を配信したいから、一般の方より少しクオリティをあげたい。でも撮影が専門のプロフェッショナルほどのレベルではなくていい」。そんなご希望をもつ企業の担当者の方も多いと思います。
IT導入支援メンバーやウェビナー・動画配信のプロフェッショナルが集うMOVEDならではの設定のこだわりやティップス、実はまだまだありますので、折を見てまたご紹介しますね。環境構築もお手伝いできるMOVEDのIT導入支援やウェビナー研修も気軽にお問い合わせください(※ご対応できかねる場合もございます)。