見映えする台本の作り方&使い方
今回の動画では、かっこいい手持ち台本の作り方・使い方をお話します。皆様、こんにちは、櫻井飛鳥です。
桜野友佳です。みなさん「プレゼンは必ず内容を全部暗記してやらなくてはいけない…。」と負担に思われていませんか?
反対に「覚えて話すのは大変だから、PCにテキストを表示させてそれを読んでいけばいいや。」と考えている方もいると思います。
想いをつたえる上で、プレッシャーが大きすぎても良くないですし、ずっと画面を見て朗読されてもプレゼンとは言い難いので、難しいところです。
では、今日はその暗記と朗読の中間を目指していきましょう!手持ち台本です!
台本を見ること自体は悪いことではないので、安心かつスマートにプレゼンを行える手持ち台本の秘訣をご紹介していきましょう!
プレゼンテーションの台本作り方
ではまずは、台本の作り方です!ただテキストを出力した紙の束を持っていると…?
カンペ持ち込んでいるな…という見え方で、かっこよくないですよね?
しかもこの形式だと、ページめくりがしづらいので、話しながらスマートに扱えないんですよね。
台本は綺麗に製本したほうが、堂々と持てますよ。
では早速作り方を解説しましょう。まず、プレゼンで使用するスライドをPNGでエクスポートしておきます。そして、パワポ新規作成。
スライドの比率は4:3にしておきます。
縦の線と横の線を置いて、コピペして同じスライドを量産しておきます。
プレゼンテーション台本の書き方
では台本を書いていきましょう!
まず、エクスポートしたスライドのPNGを挿入し、そのスライドの時に話したい内容を書いて、隣に並べます。私は自分がパッと見たときに読みやすいよう、改行を沢山しています。「このスライドの原稿はここまで」と分かるよう、横線を合わせます。
そしてまた次のスライドのPNGを挿入していき、それに合わせた文章を書き込む…の繰り返しです。
あらかじめプレゼン用のスライドのノートに原稿を書き込んであるという人は、パワポファイルを2つ並べてコピペしていきましょう。
このPNGとテキストの大きさは見やすいサイズで自由に調整してください。聞き手に見えない部分なのでご自身の使い勝手重視です!
私はUD教科書フォントで18ptくらいが見やすくて好きですね〜。行間を少し広げて、チラ見でもすぐ読めるようにしています。
プレゼンテーション製本の方法
続いて製本の仕方です!横開きの台本は普通に半分に折って、くっつけていくだけですね。あまり大きいと扱いが大変なので見開きでB5出力がおすすめです。バインダーを使っても良いのですが、軽い方が片手で持つ負担が少ないので、私は厚紙で表紙をつけています。
これなら堂々と持っていても様になりますよね!ではここから、手持ち台本を使ったスマートな話し方のコツを2つご紹介しましょう!
下すぎても上過ぎても顔が見えにくくなってしまいます。
片手はジェスチャーや画面の手差しなどで使うよう意識しましょう。ページめくりもさっとできるように要練習です!
台本があってもなるべく前を見て話す意識はもってくださいね。そして「大体の内容は覚えてきたな。」と思っても、台本を持って話している場合は、見ていなくても台本は進行に合わせてめくっておきましょう!
いざ「あっ、あれなんだったっけ?」と飛んだ時に台本ばらばらーっとめくるのはカッコ悪いので、いざという時のためにも、進行に合わせてページめくりは忘れずにすることを心がけてください。
プレゼンテーション、台本あり話し方のコツ
台本があると、つい『読む』ことに集中しがちなので、そうならないように話し方ポイントを書き込みましょう!
『ここは一呼吸』と間を取るポイントを書いたり、強調したい部分にマーカーをひいたりするのもいいですよね。自分自身に話し方の雰囲気を意識させる書き込みをします。
私は力強く笑顔で伝えたいことにはキラキラマークを書き込んだりして、語尾で力が抜けてしまわないよう工夫しています。
『読みながら話す時』は意識が台本に集中し過ぎないよう気をつけないといけないので、『ここは絶対聞き手に目線を送って話したい』というキーメッセージの部分には『目線!!』と注釈を入れておくのもいいですよね。
タブレットを台本として使うのもおしゃれですが、紙だと原稿のフォントと手書き注釈が混ざらないですし、練習のたびに気づいたことを書き込めるのが良いですよね。
暗記プレゼンの時には無かった『ページめくり』や『どこで台本に目線を落として、どこで目線を上げて話すか』など手持ち台本ならではの気をつけ方があるので、台本を持ってプレゼンをしようと思った場合には、必ず台本を持って練習してくださいね。
さて、いかがでしたか?
台本を持って話すことによって、落ち着いてつたえることに集中できるのであれば、『見ながら話す』ということはけして悪いことではありません。
みなさんがしたいことは『ジョブズのようなパーフェクトなプレゼンをすること』でしょうか?違いますよね。『自分の伝えたいことが相手に伝わるプレゼンがしたい』ならば、方法を限定する必要はありません。
その時の準備時間や登壇者の経験値に合わせて『台本を持って話す』という方法もあること覚えておいてください。
そして台本を持ってプレゼンをするならば、聞き手が見ていて気にならない見栄えの台本作りや台本を見つつも、しっかりと聞き手に視線を送って話せるよう『手持ち台本仕様でのプレゼン』の準備をしておきましょう!最後までご覧いただき、ありがとうございました。