NEWS
早口にはデメリットしかない!?やらなきゃ損な早口改善法 〜聞き取りやすいスピードを身に付けよう〜
2024.01.18|つたわるプレゼン
今回は「早口」を取り上げ、プレゼンにおける早口にはどのようなデメリットがあるか、改善するにはどうしたらいいかをお伝えします。ご自身にも聞き手の方にとってもいいことばかりなので、ぜひ実践してみてください!
今回のテーマは「早口はデメリットだらけ」です。
皆さんはご自分がプレゼンする際の「話すスピード」を認識されていますか?
「聞き取りやすい」「早い」「遅い」
スピードはこの3種類に分けられます。
話すスピードは、自分では分からないことが多いですよね。
特に気をつけたいのは早い場合です。
今回は、早口に気をつける意義と、早口改善・対策方法をお話ししていきます!
早口に気をつける意義
まず、聞き手の目線からだと、話し手が早口だと困ることがあります。
「何が言いたいのか理解しにくい」ということですよね。
そうです。
早口さんは、部分的にではなく、全体的にずっと早口であることが特徴です。
その結果、抑揚があっても活かしきれなかったり、プレゼンにメリハリが出ない、聞き取りにくい、ということになりかねません。
聞き手が聞きやすいスピードで話せると、聞くことに疲れず、プレゼンへの理解度も向上しますよ。
次に、話し手目線です。早口でずっと話していると、呼吸が苦しくなりませんか?
勢いよく話すと息をたくさん使いますし、心拍数も上がりますから、走った後のように苦しくなってしまいます。
単純にしんどいですよね。
間を取りつつ話すと、早口だけでなく、この息苦しさも和らぎますよ。
もう一つ、言葉を噛みやすくなってはいないでしょうか?
話していて口が回らなくなる、と感じたことがある方は早口さんの可能性が高いです。
しゃべるスピードに口がついていかず、言葉が滑ってしまったり、言い間違えてしまったりしますよね。
その結果、言い直しや訂正をしなければならなくなり、二度手間にもなりますよね。
少しゆっくり話すよう意識することで、これらの問題を解決することができます。
意義がしっかりわかると、気を付けやすくなるので覚えておいてくださいね。
早口を改善する方法
では、適当なスピードを身に付けるにはどうすればいいのかというと、
「アナウンサーの話すスピード」がとても参考になります。
アナウンサーは聞き手が話の内容を理解しやすいスピードと言われる「10秒50文字」くらいのペースで話しています。
「少しゆっくりだな」と感じるかもしれませんが、聞きやすく、聞き逃さないスピードでもありますよね。
プレゼンでも、特に伝えたいメッセージや大切なキーワードなどはアナウンサーの話すスピードを意識するといいですよ。
スピード感を身に付けたい方は、実際のニュース番組を聞きながら、アナウンサーの原稿読みを真似してみてください。スピードを実感しやすいので、おすすめの方法です。
本番での対処法
どうしても本番は緊張して早口になりがちだという方は、聞き手に向かってとにかく丁寧に話す、という気持ちで、1つ1つの言葉を大切に発してみてください。
それだけ? と思われるかもしれませんが、意識しているかしていないかだけでも変わりますよ。
まとめ
自分は早口になっていないか不安になった方は、プレゼンを録画し、客観的に自分の話すスピードを確認する方法がおすすめです。
また、第三者に早口になっていないかと尋ねてみるのも良いでしょう。
聞き取りやすいスピードで話せるようになると、聞き手が聞くことにストレスを感じなくなります。
よって、理解度が上がったり自分も疲労度が軽減したり、言葉を噛みにくくもなります。
聞き手のために、そして自分のためにも適切な話すスピードを身に付けてくださいね。