自修館中等教育学校にてプレゼンテーション講座を行いました
2022年9月2日、神奈川県伊勢原市見附島にある自修館中等教育学校にてプレゼンテーション講座を開催。
弊社代表取締役 渋谷が講師を務めました。
講習会開催の背景
自修館中等教育学校では、全校生徒が探究活動を実施。その成果についてプレゼンテーションを行います。
探究活動において学術的な研究が多く、淡々と成果を伝えることが多い中、「 相手に(意図的・効果的に)伝える 」要素を盛り込んでいきたいと考えられた先生からの連絡を頂き開催が決定しました。
講習会の様子

四年生(高校一年生)99名に対して講義を実施。
「 相手がわくわくするプレゼンを身につけよう 」というタイトルで、ゴールに「 次のプレゼンが楽しみになる! 」を立てお話しました。
そもそも、プレゼンテーションとは何であるかを考えていく。発表・説明、スピーチとプレゼントの違いを考えるために、「 自修館中等教育学校の紹介をしてください 」という質問を投げかけ、考えてもらうワークから始めていきました。
プレゼンテーションとは相手への贈り物。
相手が行動を起こしたくなる・人に伝えたくなる「 ココロ 」を動かすプレゼンを目指そうということで、つたわるプレゼンのコツをご紹介しました。
参加された生徒の方々の感想
今回の講座に参加された生徒さん達の感想を一部掲載させていただきます。

成功したプレゼンというのは自分の話を理解してもらうだけでなく、行動してもらうことであるということ。
また、その上で大切な考え方は、相手を喜ばせることだということ。さらにそのために見やすい資料の作り方なども知ることができました。



ガイダンス後に直接アイコンやイラストについて伺わせていただいたことがとても印象に残っています。
自分のスライドにも早速使わせていただきました。



「自分が話す時に相手を巻き込む」ことを初めて聞きました。
ワークの時に実践してみたら意外とでき、驚きました。
プレゼンテーション講座をご担当頂いた先生のご感想
本講座の開催にあたって企画・準備して下さった先生からもご感想をいただきました。
プレゼンの目的は相手を理解させるだけでなく、相手のココロを動かすことにあるというお話は
生徒にとって目指す方向性をつかみやすいものだったと思います。
そのためには自分の視点だけでなく、相手の視点に立って相手を巻き込む工夫が重要ということも、生徒にとって目からうろこのお話だったようです。
そうした前提を押さえて自分の探究について相手に説明するペアワークをしたり、
相手の関心をひき付ける表現方法を学んだりすることで、生徒は自分のプレゼンの改善に大変前向きになったと感じました。
実際、その後の授業では、相手の視点を意識したスライドづくりが一気に進展したと思います。