営業、セミナー登壇での第一印象UP!メラビアンの法則を正しく理解して活用しましょう

第一印象を良くするには何に気をつければ良いのでしょうか?

「 やっぱり見た目が9割? 」と思った方、ちょっとお待ちください。

今回は外見至上主義と誤解されがちなメラビアンの法則を解説し、ビジネスでもその効果を発揮させる方法を紹介します!

桜野

皆さんこんにちは!株式会社MOVED 話し方トレーナーの桜野友佳です。

櫻井

同じく、話し方トレーナーの櫻井飛鳥です。

桜野

今回は「 初対面の人に信頼感や安心感を与える方法 」をご紹介します。

櫻井

プレゼンや営業活動において、初めてお会いする人とお話しする機会って多いですよね。

桜野

新規開拓やセミナー登壇は人脈やビジネスを広げるチャンスでもありますし、そのチャンスが訪れた時に、「 あの人と名刺交換したいな 」と思ってもらえたら嬉しいですよね!

櫻井

逆に、どれだけ魅力的な話をしていても「 この人の話なら聞く必要ないか 」と思われてしまったらすごく悲しいですよね…

桜野

辛いですね…話の内容はとても大切なのですが、「 この人の話をもっと聞きたい! 」と聞き手に思わせるためには、内容の他にも重要なポイントがあるんです!

目次

メラビアンの法則とは?

桜野

まず、メラビアンの法則についてお話ししましょう。

櫻井

話し手が聞き手に与える印象について「 視覚情報 」「 聴覚情報 」「 言語情報 」それぞれの観点から数値化したものですよね。

桜野

そうです!このメラビアンの法則は、印象UPを考える際の参考になるんです。

円グラフをご覧ください!

櫻井

このグラフを見ると、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%ですね。

桜野

はい!ただ、これは「 とにかく見た目が大事! 」というわけではないので、そこは覚えておいてくださいね。

櫻井

見た目と話している内容が矛盾している時、聞き手は何を重視するのか、という点がメラビアンの法則の本質なんですよね。

桜野

そうなんです。例えば、笑顔で「 嫌い 」と発言した場合。
これ、どう思いますか?

桜野

笑顔なので「 そんなに嫌いじゃない?冗談かな? 」と思いますね…。

桜野

ですよね。
視覚情報と言語情報に矛盾があると話し手の本心が分からなくなり、聞き手は迷ってしまいます。
このように、聞き手は笑顔という表情で判断するか、「 嫌い 」という言葉の情報を受け取るか…と考えた時に、

言語情報よりも視覚情報を重要視する確率が高い、というのがメラビアンの法則なんです。

櫻井

つまり、話の内容と視覚情報や聴覚情報との矛盾を無くしていけば、聞き手に正確に伝えることができるということですね!

桜野

はい!では、このメラビアンの法則が印象アップとどう関係があるのか、ご紹介しましょう!

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実用例1 初対面のシーン

桜野

まず冒頭でも例に出した、初めてお会いする方と話す時です。

櫻井

ここでは相手の方に信頼感や安心感を与えたいですよね。

桜野

そうですよね。
第一印象で「 この人と話したいな! 」って思ってもらえるようにしたいですよね。
大切なことは、相手に「 不快感 」や「 違和感 」を感じさせないことです。

櫻井

確かに、初めてお会いした方がTPOに合わない服装をしていたり、怖い顔をしていたら、「 もっと話したい! 」とは思えないかもしれません…。

桜野

ここで大切なのは見た目と言葉がきちんと合っているかですよね。
相手に信頼されたい、親しみを感じてもらいたい、と思っているのであれば、あまりにラフすぎる格好に加え、むすっとした表情で挨拶するのは、見た目と言葉が矛盾していますよね。

櫻井

この例はメラビアンの法則で言うと「 視覚情報 」が優先される可能性が高く、信頼を得るのは困難ということなんですね。

桜野

第一印象はその人の印象を決定付けるものですので、見た目と言葉に矛盾を生ませないため髪型や服装を整える、
そして「 あなたにお会いできて嬉しいです 」の気持ちとともに
笑顔で挨拶をするだけでも、印象は格段にアップしますよ。

実用例2 セミナーでの登壇シーン

桜野

セミナーでの登壇は、会社を代表しているということもありますし、聞き手の方に「 この会社と取引したいな 」「 この会社の製品を使いたいな 」と思ってもらいたい場面ですよね。

櫻井

自信を持ってハキハキ話していたり、聞き手の方を見て話していると「 この人に相談してみようかな 」と思えます!

桜野

ですよね!
なので、セミナーで新規顧客を得たい、興味を持ってもらいたい!と思っている場合は、聞き手をしっかりと見ながら、「 弊社にお任せください! 」という気持ちで話すと伝わりやすくなりますよ。

櫻井

逆に、ずっと下を見ている、ボソボソと話している方を見ると、「 この人にお願いして大丈夫かな? 」と不安になります。

桜野

そうですよね。どれだけ画期的な製品の紹介であっても、話している人の自信が無さそうだと、聞き手は製品に対しても不安を感じてしまうんですよね。

櫻井

これも視覚情報の重要さが分かる例ですよね。相手にどう思われたいかを考えれば、自分はどう振舞うべきかの参考になりますよ!

まとめ

桜野

印象を良くするには、話す内容も大切にしつつ、視覚情報や聴覚情報といった非言語コミュニケーションがとても大切です!

櫻井

「 何を話すか 」も大切ですが、「 どう話すか 」も大切であることも覚えておきましょう!

桜野

最後までご覧いただきありがとうございました!

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