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【創業1周年】「MOVEDは生命体」代表インタビューで紐解くこれまでとこれから【前編】

2019.09.26|MOVEDについて

インタビュー

【創業1周年】「MOVEDは生命体」代表インタビューで紐解くこれまでとこれから【前編】

2018年9月25日、株式会社MOVEDは創業して1周年となりました。代表取締役の渋谷が創業からこれまでを振り返りながら、この1年間の感謝の気持ちと今、想う気持ちをお届します。

「伝えることを楽しく」という想いで、ひとりで始めた会社

「伝えることを楽しく」という想いで、ひとりで始めた会社
創業当初の名刺

創業当初は、ひとり社長。具体的な事業モデルもなく、「伝えることを楽しく思ってもらえるように」という想いだけで会社を始めました。それが今では、全国各地の25名のメンバーが様々な形で関わってくれるような集まりになりました。

もちろん大変なことも多いのですが、本当に、幸せです。これだけで、会社作ってよかったなって思っています。

会社立ち上げ当初から信頼して仕事を任せくれる方々への感謝

会社立ち上げ当初から信頼して仕事を任せくれる方々への感謝
株式会社ABEJA様のイベントに向けて3日間のプレゼン研修を実施

ひとり社長の時は、ほとんどが以前からのつながりがある方々から、お仕事を頂いてました。前職のICTコミュニケーションズの内野社長をはじめ、「何か仕事お願いできるか?」と温かい声を頂くことも多く、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな中で、一つ大きな仕事として、株式会社ABEJAの自社イベント【ABEJA SIX 2019】に関わらせて頂きました。

「イベントは、セッションの内容が満足度に直結するので、セッションの質を向上させるのを手伝って欲しい」とご依頼を頂き、登壇される社員の方を中心に、プレゼンテーション研修を3日間に分けて実施。さらに基調講演のサポート、イベント当日の講演者支援まで、幅広く携わりました。

想いを伝える仕事をご一緒できて、私自身本当に大きな経験と自信になりました。また、この「伝える」を支援する仕事が必要とされていると改めて実感した機会でもありました。

MOVEDを彩る新しいメンバーが加入

MOVEDを彩る新しいメンバーが加入

そんな中、やはり「会社を立ち上げた以上、チームを作っていきたい」という気持ちもあり、メンバーを増やし、チャレンジをするという意識になったのが、創業から半年後でした。

採用の経験が無かったので、 「採用どうやればよいかな」と気軽に相談したところ、後押しをしてくれたのが、同じサイボウズの熱田さん。「Twitterで募集しましょう!」と言われ、正直、半信半疑でしたが、なんと 1つのツイートから15名を超える方がエントリーしてくださいました。

そこから、ガラッとMOVEDの色がカラフルになりました。

選考については、まず私が会社にとって大切にしたいこと、求めるメンバーの心構えをまとめたフォームを作成して、事前に入力してもらう形を取りました。 自由記入項目が多いフォームなので、入力する側も手間だとは思うのですが、「それでもMOVEDに入りたい」と思ってくれているかどうかを知るためにも、この方法は非常に有用でした。

話してみたいという方と、実際にWeb会議システムで面談をすると、どのメンバーも非常に魅力的。もともとは2人増やして3人にしたいと思っていたのですが、断る理由が無く「この人たちとチームが作れれば面白い」という気持ちになり、結果的に12人を採用。一気にチームが広がりました。

企業のさまざまな悩み事と寄り添って多角的に支援できる会社へと進化

 企業のさまざまな悩み事と寄り添って多角的に支援できる会社へと進化
名古屋のIT企業が集まる大規模イベント「楽八」でメンバーが集結!

各メンバーの得意分野を活かしたチームとして活動を進めることで、業務範囲も広がり、 私が得意な部分だけでなく、企業のさまざまな悩み事を多角的に支援できる体制になりました。

その中でも、一番の思い出は「楽八」という名古屋のIT企業が集まる大きなイベントの支援をさせていただいたこと。新しいメンバーと、チームで一丸となって、ひとつのイベントをしっかり作り上げる。一体感を感じることができた素敵なお仕事でした。

普段は、全国各地でフルリモートで活動しているため、ほとんどのメンバーが名古屋のイベント会場で初めて顔を合わせたのですが、自然と一体感が生まれて、お互い助け合いながら、一つのイベントを成功させるために動く姿を見て、「チーム」になったんだなと改めて実感した瞬間でした。

そこから、楽八を主催する「八の会」代表でもある、株式会社コラボスタイルの松本社長とは継続的にお仕事でも関わらせていただき、経営者としての多くの学びをいただいています。

さらに、福島でアップルシャーベットを始めとした給食用のスイーツ製造を手がけるトーニチ株式会社ともご縁を頂きました。

BtoCへの展開に向けて、SNSを利用したWebマーケティングや、レシピ開発、キャラクター制作、Webサイト改修、採用、そしてITツールを活用した業務改善など、かなり幅広いご支援をさせて頂いております。

このように、 『伝える』をキーワードにしながら、MOVEDの業務範囲はイベントだけでなく、企業の課題に合わせた幅広い支援へと広がってきております。

関わるメンバーが生きたい姿を実現できる会社でありたい

関わるメンバーが生きたい姿を実現できる会社でありたい
様々な思いを持つメンバーが所属

MOVEDとして、もうひとつ大切にしたい想いが生まれました。

「関わるメンバーが生きたい姿を実現できる会社になりたい。」

私自身、21歳の当時、オーストラリアでの現地のホームステイファミリーとの出会いから、「幸せ」を大事にした生き方をしたいと、10年以上模索し続けてきました。そして、「自分の時間をコントロールできるようにする」ことを目標に、今の働き方にたどり着きました。

同じように、MOVEDに関わってくれるメンバーは、世間一般で言われがちな「普通」に違和感を覚え、自分自身の人生や関わる企業や業界を変えたいという思いで、自分の足で歩み始めている人たちです。

  • 会社に出社しなければいけない。
  • 会社を優先しなければいけない。
  • ひとつの会社で勤め上げなければいけない。
  • この業界は昔から変わらない。
  • 自分の生き方は二の次で働かなければならない。
  • 旅をしながら働きたい。
  • 自分の好きなことをしながら生きたい。
  • いろいろな会社に関わりたい。

そういった思いが実現できる会社にしていきたいと思っています。

先日、ティールジャーニーキャンパスというイベントで、「ティール組織」の著者フレデリック・ラルー氏が、講演でこんなメッセージを贈ってくれました。

「人生の目的は脳で考えて決めるものではない。」

「自分の人生が生きたいと思う人生を生きるべきだ。それは身体が教えてくれる。それに耳を研ぎ澄ます準備をすることが大切。」

自分が生きたいと思う人生を生きることができる、そんな会社にしていきます。

伝えるを楽しく。はたらくを楽しく。生きるを楽しく。

ひとり社長の会社から「生き方を大切にするメンバーが集まるセミプロの集団」へ

今、株式会社MOVEDを再定義したいと思っています。

「生き方を大切にするメンバーが集まるセミプロの集団。」

MOVEDは、超一流のプロフェッショナル集団は目指していません。

それよりも、各メンバーが自分の得意分野を磨きつつ、一流のプロでないからこそ、より親身に、並走してお客様と、等身大で歩むことができるセミプロ集団。そして、自立するプロフェッショナルを目指しながら、「自分の生き方」についてもしっかりと考えて行動する、貪欲に成長する集団。

そして、お客様と一緒に成長していくことができる集団。株式会社MOVEDはそういったメンバーが集まる集団になります。

MOVEDを支えてくれる全ての人に感謝し、楽しいと思える社会を作る

MOVEDを支えてくれる全ての人に感謝し、楽しいと思える社会を作る
今年8月には全メンバーを対象とした社員旅行を実施。

最後に、この1年間は、本当に多くの方に応援頂いて、そして助けて頂いた一年でした。この場をお借りして、改めて感謝いたします。社員として在席させてもらいながら、複業、しかも会社の社長という選択を認めて、受け入れてくれるサイボウズ。先輩の経営者の方々。

会社の設立を支援してくれ、経営者としての心構えから、経営に関する悩みなど、いつも相談に乗ってくださるお義父さん。そして、家を空けることも多くなってしまい、負担をかけてしま いながらも、一番近くで応援し続けてくれる奥さんと子どもたち。

ありがとうございます。

まだまだ人間としても、経営者としても、本当に未熟な身ではありますが、気持ちだけはしっかりと強く持ち、動いていきます。ぜひ今後とも応援していただけると嬉しいです。

楽しいと思える良い社会を、つくっていきましょう。

2019年9月25日 株式会社MOVED 代表取締役 渋谷 雄大

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【記事製作者】

MOVED編集部

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