説得力のある話し方のコツ! 日常会話でプレゼンの練習をしよう
話に説得力をつけたいと思う方は多いでしょう。いざという時に役立てることができる「会話における説得力」を、日頃の会話の中で養う練習法をお伝えします!
今回のテーマは「説得力のある話し方のコツ」です。
先日開催したWEBセミナーで、このようなご質問をいただきました。
「会合や社内の会話でも、プレゼン力やトーク力がある人は説得力のある話し方をすると感じています。普段、人と会話する中でできる話し方のトレーニング法はありますか?」
普段の生活の中でできる、プレゼンや会話の練習法を知りたいということですね。
もちろん普段からできる練習法はたくさんありますが、まずはコレを意識してほしい! というポイントを3つお教えします。
普段は意識していないのに、プレゼン中だけできるなんてことはありません。
日々の話し方がプレゼンに影響します。日頃から身に付けたい話し方を意識していきましょう!
1. 結論から言う
まずは「結論から言うこと」から意識してみてください。
質問をされたり意見を求められること、仕事をしているとよくありますよね。
その際に「はい、それについてはこう思います。なぜなら…」と答えるようにします。いわゆるPREP法1ですね!
まず結論を言い、理由、例、そして最後に改めて結論を話す。
こうすると、聞き手にとって話し手が何を言いたいのかがとても分かりやすいのです。
逆に、結論を後回しにして理由や例え話からしてしまうと、何が言いたいのか伝わらず、この人の話は分かりにくいという印象になってしまいます。
まずは結論から話すことを意識してみましょう。
2. 具体的に話す
次に意識してほしいのは「具体的に話すこと」です。
これはプレゼンでもよく使いますね。製品紹介をする二つの説明を比べてみます。
「このシステムを導入することで、業務時間を短縮することができます」
「このシステムを導入することで、業務時間を約30%短縮することができます。」
後者の方がイメージしやすいですよね。
特に数字や実例といった根拠などを話すと、内容の信憑性が増し、説得力も増します。
聞き手がイメージしやすい内容は理解しやすく、この人の話は分かりやすいという印象につながります。
例え話や理由を話す際にはぜひ具体的に話してみてくださいね。
3. 自信を持って話す
最後はこれです。「自信を持って話すこと」!
言い方を変えると、曖昧に話さないということでもあります。
説得力のある話し方は、聞き手に納得感をもたせることで成り立ちます。
話し手が「…だと思います」「かもしれません…」などと言っていたら、皆さんはどう思うでしょうか。
不安になり、信じてもいいのかな、と思ってしまいますよね。
自身の考えを「こうです」としっかりと伝える。その理由もしっかりと話す。語尾を尻窄みにせず、はっきりと言い切る。
こうすると、聞き手は話し手の考えや確信の強さも受け取ることができるので説得力が増しますね。
おすすめ記事
仮に分からないこと、知らないことを聞かれた場合は「申し訳ありません、存じませんので、のちほど調べてお答えします」でOKです!
曖昧に「たぶんこうだと思う…」では相手も困ってしまいますし、トラブルを生む可能性もあるので要注意です。
説得力を出したいなら、自分の意見を言う時は自信を持ちましょう。ぜひ心がけてみてください。
おわりに
普段何気ない話をする際にも「結論から話す」「具体的に話す」そして「自信を持って話す」という3つのポイントを心がけましょう。
自分の中で話す内容が具体的であれば、自然と自信を持ってしっかりと話せるようになりますよ。
この3つの方法が身に付けば、自然と周りから説得力があると思われ、自分の意見も簡潔に堂々と言えるようになります。
ぜひ日頃からやってみてください。
▼より詳しい内容はこちらの動画をご覧ください
おすすめ記事
- 「結論・理由・具体例・結論」の順で情報を伝える説明の構成。 ↩︎