一気にこなれ感が出る、オンラインでの営業・プレゼンテクニックその1
外出自粛、イベント中止で急遽オンラインでの営業やプレゼンに切り替わっていますが、みなさんどう対応されていますか? 誰もが手探りで行っているこの時期に「伝わるオンラインプレゼン」のコツを身につけると、新たな強みに。
今回は話し方トレーナーの桜野友佳・櫻井飛鳥がオンラインでの営業やプレゼンを行う際に気をつけているポイントをご紹介します。ここを気をつけるだけで、一気にこなれ感が出ます。
画面越しでもしっかり想いを伝えるために
『伝わるプレゼンアカデミー』プレゼン部、始まりました。株式会社MOVED話し方トレーナーの櫻井飛鳥です
同じく、MOVED話し方トレーナーの桜野友佳です
さて、今日のよう伝わらんプレゼンの法則は「Web会議システム使いこなせない」です
ここ最近で必要に駆られて使い始めたばかり、という方もいらっしゃいますよね
つい、「オンライン」というところに気を取られて、「リアルで会って話すときと調子が変わってしまう」という方も少なくないかもしれませんが、ここは工夫次第ですよね
そうですね。今日は画面越しでもしっかりと想いを伝えるポイントをご紹介していきます
マイクの音質が相手の集中力を左右する
まずひとつめのポイントは、「マイクの音質、気にしてみよう」です
これまでのプレゼン部でも、「聞きやすさは観客の集中力を支えます」とお伝えしてきましたが、これはオンラインだと、より重要になってきますよね
そうですね。私、以前は1,000円のイヤホンマイクを使っていたんですね。で、フルリモートワークのMOVEDに入ってWEB会議に参加したら、どうやら私のイヤホンマイク、かなり音質が悪かったみたいで、何回も聞き返されてしまって。即、買い換えました
パソコンやタブレットのマイクでも音声を拾うことはできるのですが、声の反響や空調の音も拾ってしまいがちです。商談や講義など集中して聞かせたい場合は、利用シーンに合ったマイクの使用をオススメします
聞き手をしっかり見るカメラ目線の大切さ
2つ目のポイントは、「カメラ目線」です
プレゼン中の聞き手へのアイコンタクトが有効なのはリアルの場でもオンラインでも同じですね
つい手元の操作や画面に集中してしまったり、カメラを見ることに気恥ずかしさを感じたりする方もいらっしゃるかもしれませんが、聞き手側にしてみたら、カメラ目線をしてもらえないと「話し手が全然こちらを見ない」という見え方になってしまいます
オンラインで営業やプレゼンをすることになった方は、カメラの近くに目印になるようなシールを貼るなどして、『見る』意識を高める工夫をしてみてください
リアル以上に注目される表情
3つ目のポイントは、「表情」です
目の前に相手がいないということから、つい無表情になってしまうという方、多いんじゃないでしょうか
オンラインセミナーなんかだと、スライドと一緒に常にプレゼンターの顔が見える状態で進行していくことが多いですよね。リアルセミナー以上に、聞き手の視界に自分の顔が入っているという意識をキープしたいところですね
会って話ができない今こそ、まるで対面で話しているかのような臨場感のある伝え方ができると、時代の流れにマッチした新たな強みになるんじゃないかと思います。客先を訪問した時のような気持ちで、柔らかな表情キープを意識してみてください
まとめ
オンラインで画面越しに想いを伝える方法、それは「オフラインの時と同じように話すこと」です。画面の向こうに聞き手がいることを意識して、ただ「事実を述べる」のではなく、しっかりと想いを伝える工夫をしていきましょう。
今日のおさらいです。オンラインで想いを伝えるためのポイント1。自分のマイクの音質は事前にチェック。利用シーンに合わせたマイクの利用も検討してみてくださいね
ポイント2。対面で相手を見ながら話をする時と同じ感覚で、カメラを通してアイコンタクトを送りましょう。「あなたに話していますよ」という意思表示が聞き手の集中力を高めます
ポイント3。会って話ができないからこそ、自身の人柄が伝わる話し方を意識してみましょう。「オンラインでも想いを伝える」という気持ちが、聞き手との距離を縮めます
みなさんの想い、聞き手にしっかりと伝わりますように!
伝プレアカデミー、今日はここまで!
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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