若手社員必見!社会人の話し方入門 若手社員の言葉育成
皆様こんにちは、櫻井飛鳥です。
桜野友佳です。
今回のテーマは、社会人の話し方入門です。
ビジネスの場で相手から信頼を得る話し方を育てるコツについてお伝えします!
言葉遣いについて、難しく考え過ぎていたり、反対に「話の内容がわかればいいじゃん!」「自分らしくなくてむず痒い…」と抵抗感を示される方もいらっしゃいますよね。
話し方はその方の個性が出るものですから、ルールを押し付けられて、話し方を変えさせられるのは個性を否定されたように感じてしまうのかもしれませんね。
敬語を正しく使えるメリットとは?
まず、敬語で話す意義を整理しておきましょう。
たとえ口下手な方でも、敬語を使うだけで、相手を敬っていることを表現できるので、敬語は便利です。
初対面の方と話をする時、誰しも大なり小なり緊張しませんか?新規営業をかけられる側であれば「どんな人がくるんだろう?この人の話を聞くことは自分にとってメリットはあるんだろうか?」と、見極めたい気持ちを持ちますよね。
そこに敬語がキチンと使えない方がやってきたら、どう思いますか?
まず、私は「舐められてるのかな?」と感じて悲しくなります。あと、態度は良いけど言葉遣いがところどころおかしいと「良い人なんだろうけど、ちゃんと仕事できるのかな?」と心配になります。
ビジネスの場、さらには決裁権を持つような方とお話をされる際は、特に正しく言葉を使えるかどうかで会社の教育レベルを測られてしまうこともあります。
反対に、正しい言葉、かつ今までプレゼン部で紹介したような信頼を得るための話し方Tipsを使えば、安心して話を聞いていただくという第一関門は突破しやすくなるというわけです!
第一印象で不安にさせてしまったら、どんなに良い話をしに行ったとしても「本当かな?」となかなか信用していただけません。
敬語を正しく扱えることは、信頼第一の顧客対応業務をされる方にとって、一生ものの武器になります。お客様との間でより良いご縁を結んでいくために、自分を変えるというより、引き出しをひとつ増やすつもりで身につけていきましょう!
尊敬語と謙譲語の誤用に注意
聞いて「ん?」となることが多いのは、尊敬語と謙譲語の誤用ですね。たとえば、資料など自分が見た場合は『拝見しました』、相手が見た場合は『ご覧くださったんですね』などとなります。しかし『拝見して頂けた』だと、もやもやして、すんなり話が入って来なくなります…。
尊敬語、謙譲語の区別はまとめてあるサイトもありますし、よく使う単語については一度おさらいしておきましょう!
それから『いただく』の乱用ですね。『ご連絡させていただきます』や『お伺いさせていただきます』などありますが、『ご連絡いたします』『お伺いいたします』と使用するのが適切です。この場合、許可を得るという意味もある『いただく』は使用しません。
あと気をつけたいのが相槌ですね。無意識に「うんうん」と出てしまうと、幼く見えたり、相手を下に見ていると受け取られるなどと損をしてしまう可能性があります。「はい」もしくは無言で頷くように意識しましょう。
最初は話し慣れなくても、使うほどに自身に馴染み、思いも自然と乗せて話せるようになってきます。畏まった場でいきなり敬語で話すのは至難の業です。「この週のミーティングは全員敬語で」など普段から意識して使う時間を設けてみましょう。
教育担当の方は型にはめず、言葉を育てる取り組みを行ってくださいね!
ビジネスの場で、敬語は重要なスキルである
さて、いかがでしたか?
ビジネスの場で相手と信頼関係を構築したい時、きちんとした敬語で話せるのは重要なポイントです。
敬語で話しても伝わる話し方を意識していただければ、ただの堅苦しい人にはならず、想いもしっかりと伝えられますので、安心して敬語マスターになってくださいね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!