プレゼン中の会社紹介!聞き手に自社の魅力を簡潔に伝えるための心得
みなさんこんにちは、櫻井飛鳥です。
桜野友佳です。
さて、今回のテーマは会社紹介の心得です。
プレゼンの冒頭で会社紹介することもありますよね。みなさん、どのように自社を紹介されていますか?
今回は、会社の情報をなんとなく上から下まで読み上げるだらだら紹介をしないために、どんな考え方が必要なのかをお話しします。
聞き手にとって、聞く価値のある会社紹介の仕方をここでおさえておきましょう!
今回は、私たちが所属する株式会社MOVEDを例に解説していきましょう。
改めて見てみると、会社概要の情報量は多いですよね。
これを聞き手のニーズを考えずにただ上から読み上げていくと、
聞き手は「なんでこの話を聞かされているんだろう?」と、話し手の都合に付き合わされているような気分になっていきます。
なので、聞き手のニーズに合わせて会社情報のどこをどう話すのか考えることが大切です。
相手から信用を得たい場合:聞き手が安心できるような要素をピックアップ
ではここから、相手に合わせた会社紹介の仕方を3パターン解説していきましょう。
相手から信用を得たい場合には、聞き手が安心できるような要素をピックアップして話しましょう。
「MOVEDは2018年に創業しました。創業時は代表の渋谷ひとりの会社でしたが、現在は30名のメンバーを迎え、プレゼンとITの2本柱で各種サービス提供をおこなっております。オフィスを東京、京都、新潟に三拠点かまえておりますが、創業時より基本の働き方はフルリモートです。そのため、オンラインの場合も安定したサービス提供が可能で、お客様から高い評価をいただいております」
創業年数で不安を感じさせたくないので、『創業は最近だけれど、数年でメンバーも拠点も増えて事業成長している、先進的な働き方、サービス提供の仕組みが整っている』という情報のピックアップの仕方、オチの付け方にしているんですね。
聞き手にどんな印象を抱いてほしいかを明確にすると、どの情報をどのように伝えて、補足で何を言い足せばいいのかが見えてきますよ。
事例登壇の場合:イメージしやすいように話す
求人募集の場で話す場合は、聞き手が事例を参考にしやすいよう、自分たちの属性を考えてみましょう。
「私達MOVEDは2018年に創業した比較的若い会社です。プレゼン支援とIT支援がメイン事業となっており、ジャンルとしては教育とITの企業でtoB、toC問わず様々なサービス提供をしています。オフィスは三拠点ありますが、全員フルリモートで働いています。そのため、仕事のやり取りはすべてオンライン上で進めていくという、テレワーク推進どころかテレワークが標準な働き方の会社です。」
MOVEDの属性である、新しい会社でITに強い・顧客はtoB、toC問わず・新しい働き方というところを強調した紹介になりましたね。
事例紹介を聞きに来た人は、登壇者の会社の詳細を聞きたくて来たわけではないので、細々話すと自社紹介の段階から話がだれてしまいます。聞き手が事例を自分たちの状況と照らし合わせて参考にしやすいように話せると、会社のことも興味をもって聞いてもらえるようになります。
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求人募集の場で話す場合:イメージしやすいように話す
こういう場合は、聞き手がこの会社でどのように働けそうかイメージがわくように話を進めましょう。
「MOVEDは2018年創業の会社で、設立当初から働く場所も時間も自分で決められる自由な働き方をモットーにしており、全員がリモートワークです。そのため、自宅でも、三拠点あるオフィスのどこでも、出先のカフェからでも仕事をすることができます。最近だと北海道在住のメンバーが『今月は京都に滞在するので京都オフィス使いますね』ということもありました。社長を含め縦社会というものがないので、新しいことをどんどん提案して挑戦していきたい!という方は是非よろしくお願いします。」
実際のエピソードも交える形で、会社の雰囲気やどんな働き方が出来そうか想像したくなる伝え方になりましたね。
創業年数や就労形態など、そのまま話すだけでも、聞き手は自分であれこれ考えることも出来ますが、想像を膨らませる要素も含めて伝えられるとより具体的なイメージをもって検討してもらえるようになりますよ。
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さていかがでしたか?
3パターンともピックアップしている情報自体はそう変わらないのですが、聞き手のニーズに合わせて、話の落とし所を変えていましたよね。
聞き手の興味関心を引けそうなオチ、この後の本題で話す内容に繋げやすいオチがつく形で紹介が出来ると、話し手にも聞き手にもWin-Winな自社紹介の時間にできます。
本題の部分だけでなく、自社紹介も相手に合わせた伝え方を考えてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!