NEWS
プレゼンで観客が聴きやすい、話すスピードと適切な文字数
2020.12.21|つたわるプレゼン

プレゼンで「聞き手にとって聞きやすいトークスピード」を意識したことはありますか? 話すことに夢中になって早口になり過ぎてしまったり、普段ゆっくりした口調だとプレゼンでものんびり話してしてしまうこともありますよね。今回は聞き手を置いてけぼりにしない、伝わるトークスピードの調整のコツを、話し方トレーナーの桜野友佳・櫻井飛鳥がご紹介します。
緊張して早口にならないための方法

今回の『よう伝わらんプレゼンの法則』は、『早口だと内容が入ってこない』編です。壇上に立つと緊張して心拍数が上がったり、普段より早口になりがちですよね。

そうですよね。そして、早口だと噛みやすくなってしまったり、酸欠になってしまったり。観客のみなさんも聞き取りにくかったりと、デメリットのほうが多いんです。

素敵なストーリーとスライドがあっても、その内容が聞き取りにくいというのはとてももったいないですよね。早口も困りますが、ゆっくりすぎても間延びしてしまって、観客の集中力が切れてしまいます。飛鳥さんは話すスピードをどのように意識していますか?

私はしっかり説明することに集中するようにします。そうすると、聞き手の温度と呼吸を意識して話すようになって、自然と相手の理解度に合ったスピードで話せるようになります。


なるほど。聞き手にとってわかりやすい話はスムーズに話し、これは難しそうだなっていうときはちょっとゆっくり話すということですよね。

そうです。

私は10秒で50文字くらいを目安にしています。例えば、こんな感じです。「先日、友人とオープンしたばかりのカフェに行ってきました。内装も素敵で、ケーキも美味しかったです」(10秒くらいで話す)


普段の会話のスピードと比べると、全然違うと感じる方もいるかもしれませんね。聞き手にとってストレスなく聞き取りやすいスピードで話せると、伝えたいメッセージをしっかり届けることができますね!

話すスピードを支えるのは“意識”

話すスピードは、速すぎず、遅すぎず。観客のみなさんが聞きやすいスピードを意識しましょう!

聞きやすさは観客の集中力を支えます! みなさんの想い、まっすぐ観客に届きますように。


伝プレアカデミー、今日はここまで!

最後までご覧いただきありがとうございました!
▼動画でのご視聴はこちらから