ファシリテーターの心得三選!役割と進行のコツを掴もう
みなさんこんにちは、櫻井飛鳥です。
桜野友佳です。
さて、今回のテーマはファシリテーターの心得です。
会社の会議やコミュニティの集まりなど、複数人で意見を出し合う場において、進行役を任されることもありますよね。
ファシリテーターは参加者の意見を引き出したりまとめたりする役割ですが、いざやってみると、どう場を回したらいいか困惑した…という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ファシリテーターになったら必ず気をつけたいポイント3つをお伝えします。
ポイント1:タイムスケジュールとゴールを提示
1つ目はタイムスケジュールとゴールを提示することです。
時間とゴールを示して、参加者にはっきりとした目的意識を持って意見を出してもらうよう促しましょう。
これはざっくりで良いです。「今日のスケジュールは、何時何分までこれについて話し合います。何時くらいには方針をまとめていきたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします。」こんな感じでやってみてください。
ポイント2:参加者の意見に要約や感謝のコメントを添える
2つ目は、参加者の意見に要約や感謝のコメントを添えることです。
参加者が発言してくれたら「~というわけですね?〇〇さんのご経験ならではのアイディアですね、ありがとうございます。」など意見を要約したり、解釈の仕方の確認を入れましょう。
そして、発言してくれたことに感謝も添えることも大切です!発言して良かったなと思える雰囲気を作ることで、発言しやすい環境にすることができます。
これをしておくと、まだ発言していない人にも話をふりやすくなるんですよね。
そうですね、前の人の話を要約した上で「ということですが、〇〇さんはどう思われますか?」と振ってもらえると、自ら発言することが得意でない方も発言しやすくなりますよ。
ファシリテーターが要約したり、発言者に解釈の確認をしながら進めてくれると、参加者全員の理解が深まりますし、次の意見も出しやすくなりますよね。
こんな風にメモを取りながら聞いておくと、話をまとめて、次に誰に振るかも考えやすくなるのでおすすめです。
ポイント3:個人的な感想や意見は言わないようにする
3つ目は、個人的な感想や意見は言わないようにすることです。ファシリテーターが議論に参加してしまうと、その立場からどうしても偏りが生じてしまいます。
発言者の意見が自分の考えとは違っていたり、他の参加者と真逆の意見が出たとしても、あくまで中立的立場を貫きましょう。
様々な意見が出てきますが、決して意見を否定せず、偏りのない公平なファシリテーションがより良い対話の場を作りますよ。
さて、いかがでしたか?ファシリテーターの役割は単にみんなに話を振るのではなく、みんなが話しやすい雰囲気を作り、参加者全員から意見を引き出してまとめることにあります。
参加者の属性や得意分野なども事前に整理しておくと、こんな時はあの人にこの話を聞いてみようと話が停滞した時のネタも仕込んでおけますよ。聞き上手なファシリテーターを目指してがんばりましょう!