センスとは何か/ハタデザ!ぶっちゃけnight
今回は「 センスとは何か 」をテーマにしています。
センスは生まれつきのものだと思われていることがありますが、実際には繰り返し行動し五感を訓練し、同時に知識を養うことで手に入れることができる「 感覚 」です。
この記事が、センスがないと諦めている方が行動するきっかけになれば幸いです!
ぶっちゃけnightとは
働き方トレーナー・峠 健太郎、プロ雑用・小林 信也が、働くということの本質について語るYouTube番組です。

今回のテーマは「 センスとは何か 」です。
「 センスがないから絵を描けない 」などという言葉をよく聞きますよね。
センスとは何か



私は前職で「 自分はセンスがないから君頼むわ 」というようなことをよく言われていました。
センスという言葉はしばしば、言い訳の場面で使われてしまいますよね。
では、そもそもセンスって何なのでしょうか。
例えば、「 ビジネスセンス 」は仕事上のちょっとした違和感を捉えられる人、「 クリエイティブセンス 」は言語化や表現する能力に長けた人などを思い浮かべるのではないでしょうか。
そういう人たちは「 センスが良い 」と表現されます。
つまり、センスは才能というよりは感覚の問題ですよね。
感覚は鍛えることができます。
ということは、感覚であるセンスも磨くことができるのです。
経験から必要なインプットを行い知識を蓄積するとその分野に必要な感覚が養われ、さまざまな違和感を捉えられるようになります。
このようにしてセンスは磨かれていくと考えられます。
センスは行動の結果



そうですね。
私も「 センスは極めて微細な感覚である 」と考えています。
センスを磨くということは、五感を鋭敏にすることです。
バッティングを例をあげると、飛んでくる球をどれだけ打てるかというのは、体幹の感覚ですよね。
それを鍛えるためには、行動の回数、つまりバッティングをする回数を増やすしかありません。
球の経路が予測できるようになったりすることは、センスが鍛えられているということです。
また、実際に行動せず、ただ「 見る 」という行為を繰り返すだけでもセンスは鍛えられます。
一度しか見たことのないものは大まかな輪郭しか捉えられませんが、何度も繰り返し見ることで、その解像度が上がります。
これも微細な感覚の一例です。
つまり、センスは成り立ちがよくわからないものではなく、行動の結果と考えるべきです。



ということは「 私はセンスがないから 」というような言い訳をしてものごとから逃げてしまうと、結果として習得する機会となる行動ができないのでセンスが鍛えられないですよね。



行動をして、その結果を受け止め、さらに他の人からのフィードバックを消化する、という繰り返しの先に、人間の成長があると思います。
センスと才能



センスが良いということは、その物事の解像度が高いということです。
センスと並べられるものに「 才能 」がありますが、両者の違いを一言で表すと、才能は能力で、センスは感覚であるといえます。
いろいろな子供を見ていると、ある年齢になった時に身体感覚に優れている子供は、育っていく過程で人よりも多く行動しているんですよね。
よく体を動かす子供は身体感覚が向上します。
才能やセンスがいいということには、環境もかなり影響しますね。
親が音楽家で、音楽が身近にある環境で育てば、音楽センスが上がるというようなことは誰しも感じたことがあると思います。
センスを決定づけるのは、環境とそれが好きで行動できるかどうかなんだろうと感じます。



「好きこそ物の上手なれ」ですね。
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