kintoneアプリ作成時によくある3つの質問を分かりやすく解説

kintoneは、プログラミング知識がなくても業務改善を実現できるツールです。

本記事では、kintoneのアプリ作成時によくある3つの質問・疑問点を解説します。

3つのFAQは以下の通りです。

  • kintoneでアプリ作成の権限はどうやって変えるのですか?
  • kintoneのアプリ開発を外注する場合にかかる費用はいくらくらいですか?
  • kintoneの基本と言われるレコードの登録方法は?

ぜひ、疑問を解決して効率よくアプリ作成を行ってみてください。

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目次

kintone – アプリ作成の権限はどのように変更するのか?

kintoneシステム管理の設定は、「 cybozu.com共通管理者 」とkintoneの「 システム管理者 」のみ可能です。

アプリ作成 – 権限変更の方法

kintoneでアプリ作成の権限の変更は、「 kintoneシステム管理 」で以下の手順で行いましょう。

まず、「 kintoneシステム管理画面 」を開きます。

引用:kintoneシステム管理画面を開く

なお、kintoneシステム管理が表示されるのは、cybozu.com共通管理者と、kintoneのシステム管理者のみです。

次に、「 アクセス権 」をクリックし、アプリを作成できるユーザーを設定します。

引用: kintone ヘルプ|システム管理で設定できるアクセス権

kintoneでアプリ作成の権限の変更は、個人ごと、部署ごとに作成が可能です。

アプリ作成の権限は、上の行の設定が優先されます。

優先順位は、左側の「 優先順位 」の列の順位変更アイコンをドラッグ&ドロップすれば、アクセス権の優先順位がを変えられます。

ただし、「 Everyone 」の順位は変更できません。

部署の権限と個人の権限を与えた場合に、上の行の設定が優先されるので、付与すべき人に適切に権限があるか注意しましょう。

kintoneシステム全体の管理について触れましたが、実際の業務改善においては個々のアプリ内での権限設定も非常に重要です。

アプリ内での適切な権限設定により、情報セキュリティを確保しつつ、効率的な業務フローを実現することができます。

次に、各ユーザーに対して「 レコードの閲覧 」「 レコード追加 」などの許可する操作に必要に応じてチェックを入れます。

「 アプリ 」だけでなく「 レコード 」「 フィールド 」のそれぞれにもアクセス権を設定できます。

設定を終えたら「 保存 」して「 アプリを更新 」をしたら完了です。

kintone – 管理者は全部で5種類ある

引用:kintone ヘルプ|管理者の種類と権限

kintoneは、下記の図のように大きく分けて5人の管理者がおり、権限が異なります。

アプリ作成の権限を持つ「 アプリ管理者 」は、アプリの設定画面のアプリのアクセス権で「 アプリ管理 」が有効になっています。

初期設定では、アプリ作成者がアプリ管理者になっていますが、必要に応じて変更が可能です。

「 cybozu.com共通管理者 」「 システム管理者 」は、「 アプリ管理者 」よりも上位の権限があるため、アプリ作成の権限を変えられます。

kintone – アプリ開発にかかる費用相場は?

kintoneアプリ開発にかかる費用は、開発規模やサービスによって異なり、以下のような費用相場になります。

kintoneを外注する場合は、見積りが予算を超えてなかったとしても、カスタマイズや機能の追加により予算を上回る場合があります。

契約前に追加費用について確認しておくことが大切です。

月額定額制で開発をしている企業もあるので、kintoneのアプリ開発を外注する場合は、以下の3つを基準にして選ぶと良いでしょう。

  • 実績が豊富である
  • 詳細な見積りを提示してくれる
  • サポートが充実している

具体的な費用は開発内容や規模により異なるため、複数の企業からの見積りを比較検討することをおすすめします。

ハタトレはサイボウズの公式パートナーに認定されている「 伴走型 」業務改善パートナーです。

kintoneのアプリ開発についてもアドバイスがもらえるだけでなく、自分たちでアプリ作成ができるようになるため、外注費用も抑えられるでしょう。

kintone – レコードの登録方法は?

「 レコード 」とは、kintoneアプリのフォームであり、各フィールドに入力したデータを1つにしたものを指します。

引用:kintone ヘルプ|レコード

「 レコード 」の登録は、「 レコード一覧画面(アプリのトップページ)」や「 レコード詳細画面 」から行えます。

ExcelファイルやCSVファイルから、レコードを一括で登録することも可能です。

引用:kintone ヘルプ|レコードの一括登録と一括更新

それでは、日報の場合のレコードの登録手順を説明します。

まず「 アプリ 」をクリックして「 レコードの一覧画面(アプリのトップページ)」を表示し、画面右上の「 + 」のレコードを追加するアイコンをクリックします。

レコードを追加する権限を持っていない場合は、レコード追加ボタンの表示がされません。

引用:kintone ヘルプ|レコードを追加する

表示されたフォームの各項目を入力し「 保存 」をクリックすると、レコードが登録されます。

保存した後、自動的に「 レコード詳細画面 」に移るので、情報が正しく登録されているか確認しましょう。

「 レコード詳細画面 」でも、画面右上の「 + 」の形をしたレコードを追加するアイコンから追加可能です。

もし、エラー表示されてレコードを保存できない場合は、アクセス権やアプリの設定に問題が発生している可能性があります。

基本が大切!kintoneアプリを効率よく作成しよう

本記事では、kintoneアプリ作成時によくあるアプリ作成の権限や開発費用、レコードに関する質問について解説しました。

kintoneは、専門知識を持っていない方でもデータ管理ができるため、作業の効率化が期待できます。

  • アプリ作成の権限は管理者ごとに異なり「kintoneシステム管理」から行う
  • kintoneのアプリ開発にかかる費用は開発内容や規模により異なる:5~500万円
  • kintoneのレコードの登録方法は「レコード一覧画面」から追加できる

アプリ開発にかかる費用は業務内容や目的に合わせられるため、外注での開発やカスタマイズも検討してみましょう。

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