プレゼンの資料作成で意識するべき7つのポイント!シンプルが最強です

「 プレゼン資料のデザインを洗練したい 」
「 いけてるプレゼン資料を作りたい 」
このように考えている方は多いのではないでしょうか?
結論、シンプルが最強です。
ぜひ参考にしてみてください。

本記事で解決できることはこれだワン!
・プレゼンの資料作成で意識するべき7つのポイントが分かる
プレゼン資料のデザインを良くしたい方
スライドには余白を作る


プレゼンの資料作成では、不要なイラストを挿入しないようにしましょう。
余白を埋めるためだけにイラストを入れてしまうと、参加者の注意がイラストに向いてしまい、メッセージ伝わりにくくなります。
イラストの多様は、プレゼン資料がダサくなってしまう要因の1つです。
スライドには余白を残し、不要なイラストの多用はやめましょう。
1スライド1メッセージ


1つのスライドで複数のメッセージを詰め込むと、聞き手は「 結局何が言いたいの?」と混乱してしまいます。
スライドの基本は「 1スライド1メッセージ 」です。
重要なメッセージを1スライドで1つだけ伝えましょう。
一度に多くのことを伝えようとすると、聞き手には何も伝わりません。
「 1スライド1メッセージ 」を徹底し、シンプルなスライドづくりを心掛けましょう。
スライドに使う色は3色まで


スライドで使用する色は3色までとし、原色(赤・青・黄色)や漆黒は避けましょう。
原色は目に負担がかかりやすく、漆黒は重たい印象を与えます。
背景色や文字色に使う場合は、落ち着いた色を選ぶのがポイントです。
例えば、基本色の決め方は以下の通りです。
- ベースカラー:主に文字に使う基本色(背景は白 + 文字は黒が基本)
- メインカラー:見出しやボックス、強調箇所にしよう
- アクセントカラー:メインカラーとの区別、特に注目させたい箇所に使用


例えば、上記のようにベースカラーは黒色、メインカラーは淡い緑、アクセントカラーが黄色の3色を使用します。
見やすく伝わりやすいデザインは、基本3色で十分です。
配色には特に気を遣いましょう。
シンプルを意識する


パワーポイントなどのプレゼンソフトには、画面切り替えやアニメーションなど機能が豊富にありますが、最低限の使用にとどめ、シンプルにしましょう。
機能を使いすぎると、視聴者の気が散理、内容よりもアニメーションに目が行ってしまうからです。
画面切り替えは、基本的にフェードインでOKです。
アニメーションは、ここぞという時のみに使いましょう。
プレゼンスライドではシンプルさ意識し、画面切り替えやアニメーションの使用は最小限に。
「 伝える 」から「 伝わる 」へのきっかけに
文字数は少なめにする


説明したいことが多いほど、文字数が多くなりがちです。
少ない文字数でスライドを作成しましょう。


例えば、上記のように文章は長くても3行にとどめ、箇条書きを使ってまとめると見やすいデザインになります。
グラフやオブジェクトも活用して、一目でわかるデザインにするのも効果的です。
文字情報が多すぎると、視聴者の集中力が途切れやすく、記憶にも残りにくいプレゼンになってしまいます。
文字数を少なく、視聴者が見やすいスライド作りを目指しましょう。
文字の配置を意識する


スライドは一目でわかるように、文字の大きさや配置、行間にも気を付けなければいけません。
文字の整列や、フォントがバラバラだと見づらくなっています。
以下の基本ルールを守ると伝わりやすく、見やすいデザインとなります。
パワーポイントの場合は、行間の倍数を1.2倍にするなど、内容によって行間も調整して見やすくします。
以下が修正したスライド例です。
フォントを游ゴシックに統一し、沿革は左揃え・装飾は赤文字から太字へ変更しています。
人間の視線の動きは、上から下、左から右へ自然に流れるようになっています。
「 Z 」流れで視線が動くので、適当に文字を並べてはいけません。
文字だけでなく、時系列の情報やフローチャートなど、オブジェクトも視線の動きに合わせた配置がおすすめです。
情報が散らばっていると、重要な情報が画面全体に分散してしまい一目で理解できません。
文字や情報を整理して、関連内容が視覚的にわかりやすいレイアウトにしましょう。
表には囲いをつける


表のデザインを考える際、囲い(枠線)やノイズ(不要な情報)にも注意が必要です。
表は枠線で囲むものと考える人が多いですが、縦線を省くことでより洗練された印象にできます。
この配置により、表がすっきり見え、情報も見やすくなります。
ただし、隣の列の情報が干渉しないよう余白を適切に管理することが重要です。
プレゼンの資料をデザインをおしゃれにして褒められるプレゼンにしよう
プレゼン資料は、以下のポイントを意識するだけでもクオリティが変わります。
冒頭でシンプルが最強と述べましたが、「 足すよりも引く 」を意識してみましょう。
シンプルにするのは、意外と難易度が高いです。
- 1スライド1メッセージ
- 使用する色は3色まで
- 無駄なアニメーションは使わない
- デザインはシンプルに
- 情報を適切な配置に置く
ぜひ今回の内容を参考にして、プレゼンを成功させてください。
「 伝える 」から「 伝わる 」へのきっかけに



鈴木未紗