kintoneにログインできないときの対処法【 基本編 】
「 kintoneのログイン方法が知りたい 」と悩んでいる方も多いのではないのでしょうか?
kintoneは、サイボウズ株式会社が運営する業務改善ツールです。
kintoneを利用すると、顧客管理システムやプロジェクト管理ができ、営業支援などもあるので、企業や部署のニーズに合わせてカスタマイズできます。
kintoneのヘルプページでは、ログインに関するページの閲覧がもっとも多いのが現状です。
本記事では、kintoneの目的別のログイン方法や注意点のほか、ログインできない場合の対処方法も解説しています。
ぜひ最後までご覧にいただき、kintoneのログイン方法をすべて理解しましょう。
kintoneのログイン方法(デスクトップの場合)
kintoneのログイン方法を目的別で解説していきます。
まずはデスクトップの場合です。
サイボウズのURLにアクセス
まずは、サイボウズのURLにアクセスしましょう。
ログインにはサブドメインが必要です。
サブドメインは、利用しているアクセスURLで確認できます。
例えば、「https://●●●●●.cybozu.com/」の場合は、「●●●●●」の部分がサブドメインです。
もしサブドメイン名が分からない場合は、管理者に問い合わせましょう。
サブドメインを入力したら「 ログイン画面へ 」をクリックすると、サイボウズのログイン画面へ移行します。
サイボウズにログイン
サイボウズのログイン画面に移行すると、上の画面が表示されます。
サブドメインを確認し、ログイン名(登録したメールアドレス)、パスワードを入力してログインしましょう。
管理者でサブドメインが分からない場合は、以下の2つの方法で確認できます。
- [ サイボウズドットコムストア ]
- cybozu.com共通管理画面を開き、「 契約状況 」を確認
サブドメインや、ログインパスワードを忘れないように注意しましょう。
kintoneにログイン
サイボウズにログインすると、上の画面に移行します。
左に表示されている「kintone」をクリックすると、画面が切り替わりkintoneへのログインは完了です。
このように、サブドメインやパスワードが分かれば、問題なくログインできます。
kintoneのログイン方法(スマホの場合)
スマホの場合のkintoneのログイン方法も、デスクトップと変わりません。
以下で順番に解説します。
iOS SafariまたはAndroid Chromeを起動
まずは、iOS SafariまたはAndroid Chromeを起動します。
別のブラウザアプリでも、とくに問題ありません。
URL欄に利用中のkintoneのURLを入力
デスクトップのログイン手順と同じように、サブドメインを含んだkintoneのURLが必要です。
「https://●●●●●.cybozu.com/」と入力しましょう。
「kintone ログイン」と検索しても、kintoneのログイン画面は表示されないので、注意してください。
サイボウズにログイン
利用中のkintoneのURLを入力すると、上の画面に移行します。
スマホの場合でも、いったんサイボウズにログインしなくてはいけません。
ログイン名(登録したメールアドレス)、パスワードを入力して「ログイン」をタップしましょう。
kintoneにログイン
ログインすると、上の画面が表示されます。
左にある「kintone」をタップしましょう。
すると、kintoneのポータル画面が表示されます。
このように、スマホからkintoneにログインできます。
kintoneのログイン方法【モバイル版アプリの場合】
kintoneには、モバイル用のアプリがあります。
モバイル用のアプリはプッシュ通知が受け取れるので、自分宛の通知を見逃さずに済むのがメリットです。
以下でログイン方法を解説します。
AppStoreまたはGooglePlayでkintoneをダウンロード
kintoneのアプリはiOS、Androidどちらにも対応しています。
kintoneアプリのダウンロード以下より。
アプリをタップ
アプリをタップし、起動すると上の画面が表示されます。
サブドメインの入力が必要ですので、用意しておきましょう。
利用中のkintoneのサブドメインを入力
サブドメインを入力すると、上の画面が表示されるので、ログイン名(登録したメールアドレス)とパスワードを入力しましょう。
自分の状況に沿ったログイン方法でログインする
kintoneは、通常のログイン方法のほかに3つのログイン方法を追加して、セキュリティを強化できます。
Basic認証 〜 Basic認証のログイン名とパスワードが別途必要で、IPアドレス制限が実装されている場合にのみ設定が可能。
SSO(SAML認証) 〜 1度のログイン操作で、複数のシステムにアクセスが可能。
2段階認証 〜 ログインするたびに異なるコードを入力して認証する方式。
上記のように、自分の状況に沿ったログイン方法でログインしましょう。
kintoneにログインする際の3つの注意点
kintoneにログインする際の3つの注意点は以下の通りです。
サブドメインの文字列があっているか確認
サブドメインは3文字以上32文字以下で、英数字とハイフン「‐」で構成されています。
文字列が合っているかを、しっかり確認しましょう。
また文字列は手入力すると、入力間違いを起こしやすいので注意してください。
ログインIDの前後に空白がないか注意
メモ帳などから、ログインID(登録したメールアドレス)をコピー&ペーストして入力する場合、前後に空白がないか注意しましょう。
とくに半角のスペースは、空白に気づきにくいので要注意です。
CapsLockやNumrockがオンになっていないか
デスクトップの場合、タイプミスにより「 CapsLock 」や「 Numrock 」がオン(有効)になっている場合があります。
「 CapsLock 」がオンになっていると、アルファベットが大文字で入力されてしまうので、ログインできなくなります。
解除する場合は「 Shift 」を押しながら「 CapsLock 」を押せばOKです。
また「 Numrock 」がオンになっていると数字が入力できません。
テンキーがある場合は、左上に「 Numrock 」があるので、1度押せばオン・オフの切り替えができます。
なお、小型キーボードやパソコンで、テンキーがない場合は「Fn」を押しながら「 NumLock 」(一般的に最上段の右上あたりにある)を押せばOKです。
kintoneにログインするパスワードが分からない場合の対処法2つ
kintoneにログインする際、もっともよくあるトラブルがパスワードがわからないケースです。
以下、2つの対処法で解決できます。
自分でパスワードを変更する
パスワードを忘れてしまった場合は、サイボウズのログイン画面から再設定が可能です。
上の画像のとおり、まずは、ログインパスワードの入力欄の下にある「ログインでお困りですか?」を選択してください。
上の画面に移行するので、登録してあるメールアドレスを入力し「 パスワードリセット 」を選択します。
パスワードを再設定するためのメールが送られてくるので、案内に従って再設定してください。
ただし、アプリ場合は「 ログインでお困りですか?」のリンクがないので、ブラウザ版からのパスワードリセットが必要です。
また、パスワードリセットが管理者に許可されていない場合は、再設定はできません。
その場合は管理者に連絡し、再設定してもらいましょう。
管理者にパスワードを再設定してもらう
自分でパスワードがリセットできない場合は、管理者にパスワードの再設定を依頼しましょう。
間違ったログイン名やパスワードを入力すると、上の画像のように連絡先が表示されます。
ログインできない旨を伝え、再設定を依頼してください。
kintoneにログインできない状況を防ぐ2つのポイント
kintoneにログインできない状況は、2つのポイントを押さえて防ぎましょう。
ログインページをブックマークしてもらう
ブラウザのブックマークにログインページを追加しておけば、利用者はスムーズにログインできます。
もし、あなたが管理者の場合は、利用者にいつでもログインできるように促せるのでおすすめです。
方法は以下の通りです。
ログインページのブックマーク方法(Google Chromeの場合)
- ログインページを開き、画面右上の「 ☆ 」マークを選択。
- 「 ブックマークが追加されました 」と表示される。
- 【 名前 】欄に「 kintone(キントーン)」など覚えやすい名前で登録。
- 「 完了ボタン 」を選択すると登録が完了。
これでログインページが分からずに、ログインできない状況を防げます。
管理者を複数人に設定する
管理者を複数人にしておけば、予期せぬトラブルが起こった場合に助け合うことができます。
管理者の追加は「cybozu.com 共通管理者」を選択し、左のメニューの「 管理者の設定 」から行えます。
管理者の削除も同じ画面から行えるので、活用してみましょう。
kintoneへのログインをスムーズにして上手に利用しよう
本記事では、kintoneのログイン方法について解説しました。
- kintoneへのログインは、まずサイボウズURLにログイン
- サブドメイン名、ログイン名(自身のメールアドレス)、パスワードを入力
- 入力の際は入力ミスに注意
- パスワードが分からない場合は変更も可能
kintoneのログインには、サブドメインやログインパスワードが必要ですので、忘れないように自身で管理が必要です。
ブックマークやメモ帳などを利用し、kintoneのログインをスムーズにして上手に利用しましょう。
北野百恵