超凄いkintone連携プラグイン「 AUTORO 」を徹底紹介!【 オートロ株式会社様 】


株式会社MOVEDの峠です。今回はRPAサービスのAUTOROについて、オートロ株式会社の岡さんに紹介していただきます。



オートロ株式会社の岡です。よろしくお願いします。
kintoneプラグイン「 AUTORO 」



この記事をご覧の皆様は、kintoneをご利用の方が多いと思われます。kintoneは単体で利用されることはほとんどなく、他のシステムやデータと連携して使われることが多いです。
外部サービスやシステムとの連携、データの取り込み、手動入力など、そういった作業はかなり手間がかかります。そのような作業を自動化できるのが「AUTORO」です。



既存システムはそのまま残しつつ、kintoneを新たに導入したいという要望は非常に多いですよね。また、kintoneには入金管理が苦手なため、MakeLeapsなどの外部サービスと連携したいという要望も増えていると思います。



一方で、データ連携のニーズはあるものの、実際の接続作業はかなり大変なんです。kintoneのパートナー企業の方々からも、連携における様々な課題をお聞きしています。
例えば、連携先に自動データ入出力用のAPIが用意されていない場合や、APIの仕様が頻繁に変更されてしまう場合などです。また、一括でデータを取得できても、フォーマットの変換が必要になるなど、多くの問題があるそうです。
AUTOROは、クラウド型RPAをベースとした業務自動化ツールです。RPAとは、人の操作を模倣して画面上のデータを直接取得できるサービスのことです。AUTOROは、ウェブサイトやデスクトップアプリを直接操作し、データ連携を自動化できます。API連携にも対応しているため、iPaaSとしても活用できます。
システムの自動化や様々なサービス間の連携を検討されている方は、AUTOROが有力な選択肢となるでしょう。AUTOROの大きな特徴の1つに、豊富な自動起動トリガーがあります。





例えば、メールの受信をトリガーにしてロボットを起動させることができます。あるいは、kintone上のデータに変更があった際、自動的にロボットが作業を実行するよう設定することも可能です。
このように、様々なイベントに合わせて自動化を開始できるのがAUTOROの特徴です。AUTOROでよく自動化されている業務には、ウェブサイトからの情報収集、反社チェック業務、ECサイトの商品登録や注文データの取り込みなどがあります。







例えば、反社チェック業務では、顧客管理システムからデータを取得し、外部の検索サービスやデータベースを使って調査を行った後、その結果をストレージに保存するといった一連の複雑な作業が必要となります。つまり、複数のシステムを横断する手作業が多く発生しているのです。
これら一連の業務を、AUTOROによって自動化できます。kintone側と、APIでコネクションを繋げることができ、コネクションがないシステムでも画面操作で自動的にデータを取得することができるようになっています。
AUTOROの実際の管理画面



では実際のAUTOROの画面を見ていきましょう。AUTOROでは、左のメニューから「 ブラウザを開く 」や「 クリック 」などの命令を組むことができます。人間の動作を模倣したアクションが150〜200種類あります。





大量にアクションがありますね。



実際の使用例を2つ紹介していきます。
スプレッドシートの情報をkintoneに取り入れる



スプレッドシートの顧客データを、kintoneの顧客アプリに入れたいという要望があったとします。この場合、このようなワークフローをAUTOROで作成することで、kintoneと連携することができます。
まず、スプレッドシートと連携をしてセルの値を取得します。その後、kintone側にレコードを1件ずつ作成する命令を、セルの各要素に対して実行します。







たった数行で作れるのはすごい楽ですね。





ワークフローを実行してみると、kintoneの顧客アプリにスプレッドシートの顧客情報が追加されました。この場合はコネクションを使用しましたが、RPAを使用し、kintoneにログインしてcsvファイルをアップロードするといった方法を使うこともできます。
名刺データをkintoneに取り込む



次に、名刺データをkintoneに取り込みたいという要望があるとします。まず、kintone上の名刺管理アプリからカメラを起動して名刺を撮影します。
取得した画像データを保存し、画面上部の「 名刺読取 」ボタンを押します。すると、画像データがAUTOROに送信され、AIが生成した名刺のデータがkintoneに入力されます。





このように、AUTOROとAIを連携させて、データをkintoneに返すことができます。



これは名刺だけでなく、紙の請求書を写真で撮って読み込むこともできそうですよね。履歴書にも対応できそうです。



AI機能を我々が直接提供しているというよりは、さまざまなAI機能などのパーツを組み合わせて、自動化を実現するためのソリューションとなっています。
AUTOROの連携実績







連携実績のあるツールは、CRMをはじめ表計算ソフトや、Slackをはじめとするチャットツールなどがあります。チャットツールと連携することで、例えば業務が終わったら通知をチャットに送信することも可能です。



たしかに、何かしらのお申し込みが来たときに自動登録されて、チャットで通知されるとすごく便利ですね。
AUTORO利用のポイント





次は、AUTORO利用のポイントです。kintoneとAPIで連携したい場合や、UIを直接操作したい場合、デスクトップアプリを操作したい場合など、AUTOROがお役立ちできるシーンが多くあります。



Webツール同士を繋ぐiPaaSの機能だけでなく、デスクトップアプリとも連携できるのは凄いですね。デスクトップアプリも基本的にはノーコードで、先ほどの例と同じようなイメージで繋げるということですか?



そうですね。デスクトップに入っている基幹システムはAPI接続ができないものが多いです。そういう場合には、AUTORO Desktopを使えば、RPAとして画面操作でデータ取得が可能になります。



その場合はどのような契約になるのでしょうか?



AUTOROには、ウェブサービスと連携するクラウド版と、ローカルのデスクトップアプリを操作して連携するデスクトップ版の2つのライセンスがあります。これらは別々に提供しています。
クラウド版のみの利用であればクラウド版で十分ですが、デスクトップアプリとの連携が必要な場合はデスクトップ版をご利用いただく形になります。
デスクトップ版のAUTOROは、クラウド上のAUTORO(画像中央)と連携が可能です。そのため、kintoneとデスクトップアプリを連携させる場合は、デスクトップ版のライセンスのみで対応できます。



つまり、デスクトップ版を導入すれば、例えば弥生会計さんなどのツールや基幹システムとkintoneを連携できるということですね。クラウド版に関しても、繋げるアプリケーションは増え続けているのですか?



コネクションはお客様からの要望に応じて作成していくので、日々増え続けています。ただし、コネクションがなくても直接APIのエンドポイントにリクエストを送信できるため、AUTORO側にAPI接続用のアダプタが用意されていなくても連携ができない訳ではないです。
AUTOROの気になる料金は?



基本料金の設定はあるのでしょうか?



デスクトップ版とクラウド版で料金テーブルは少し異なりますが、基本的には月額5万円〜となっています。



繋ぐ製品が1つ増えたら5万円が増えるわけではないのですから、5万円を支払えば基本機能の全てが使えるというのは凄いですね!ベーシックな部分が5万円からで、細かい部分に関してはお問合せが必要ということですね。
クラウド版とデスクトップ版の両方があるので、様々な業務ニーズに対応できるのは大きな魅力ですね。AUTOROで具体的に、このアプリとあのアプリを繋げたいという具体的な連携ニーズがあれば、すぐオートロ株式会社にお問合せするのが良さそうです。
ただ、アプリ連携をどのように業務に繋げるかのイメージが湧いていない場合は、我々、株式会社MOVEDにお問合せしていただきましたら、業務の整理をした上でAUTOROをどのように活用するかをコーディネートさせていただくことが可能です。このように、ご覧いただいている皆さんに適切なお問い合わせ先を使い分けてもらえると嬉しいです。
AUTOROの導入実績





これまでの導入実績は、20〜500名規模の中堅企業を中心に多くご利用いただいています。



今導入者数が伸びていると思われますが、特定の業種に偏りはあるのですか?



従来はクラウド版のみの提供だったため、やや業種の偏りがありました。しかし、デスクトップ版の提供により、製造業や流通業など幅広い業種からのご相談が増え、現在は業種を問わずご利用いただけるようになっています。
AUTOROの無料トライアル



AUTOROには無料トライアル制度はあるのでしょうか?



はい、フォームからお問い合わせいただければ、2週間の無料トライアル利用が可能です。またチャットサポートも合わせてご利用いただけますので、操作で分からないことがあればチャットでご相談ください。



サポート体制が充実しているのは心強いですね。2週間あれば十分に機能を試せそうです。
最後に



AUTOROに興味を持たれた方は、ぜひ社内での展開をご検討ください。ウェブサイトも分かりやすく、かわいいキャラクターも登場しますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
本日は岡さん、ご説明をありがとうございました。今後MOVEDとオートロ株式会社とのセミナーなども企画していきたいと考えていますので、続報にもご注目ください。



本日は、ありがとうございました!



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ライター:渡辺柊