【 今年で4年目 】青森県立三本木農業恵拓高等学校にてMOVED渋谷がプレゼン講座を開催!

2024年11月13日、MOVED渋谷が青森県立三本木農業恵拓(さんぼんぎのうぎょうけいたく)高等学校を訪問。
「 総合的な探究の時間 」の授業における発表会に向けて、プレゼン講座を実施しました。
青森県立三本木農業恵拓高等学校にて代表渋谷がプレゼン講座を開催(過去の講義)
青森県立三本木農業恵拓高等学校について
青森県立三本木農業恵拓高等学校は、令和3年に3校が統合され開校した、普通科と農業科を併設する青森県唯一の高等学校です。
「 未来拓創 」を校是に掲げ、地域産業や観光、農業分野におけるプロフェッショナルを育成する独自の教育活動を展開しています。
地域に根ざしつつ社会の変化に対応する人材育成を目指し、「 総合的な探究の時間 」にも力を入れています。
プレゼン講座の背景
現在の高校では「 総合的な探究の時間 」という、生徒が主体的に課題を設定し、情報収集や分析を行いながら教科を超えた探究的学習を通じ、課題解決力や表現力を育成する授業があります。
地域や伝統文化、環境、キャリアなど多様なテーマに取り組み、発表を行うまでが授業の一環です。
青森県立三本木農業恵拓高等学校では、普通科が新設される際、特色の1つとして探究学習の授業を力を入れる方針になりました。
その際、準備室の担当の方から問い合わせをいただいたのが”きっかけ”でMOVEDの出張プレゼン講座を毎年行っています。
去年の1、2年生にも実施しており、今年で4年目のお付き合いです。
プレゼン講義について
プレゼン講義は普通科 1〜2年生全員を対象に行われました。
3、4時間目は昨年も講義を受けている2年生全員を対象にプレゼン講義を実施。
3時間目の講義は、以下の通り。
- 1年前の講義の振り返り(伝わる資料づくりのポイント)
- 聴き手目線のポイント
- プレゼンのコンセプトを決める
- 原稿を見ないで話すプレゼンのコツ
4時間目は質疑応答を中心に、各生徒の作成しているプレゼンを見てフィードバックして回る形で講義を行いました。


去年も講義を受けた2年生は、既にレベルが高く、去年学んだことを活かしてくれていて嬉しく感じました。
5時間目は45分間の講義を1年生対象に実施。


5時間目の講義の内容は、伝わるプレゼンについて以下の講義が行われました。
- 説明とプレゼンの違い
- 相手に伝わるプレゼンのシナリオ作り
- 学生が作成中のスライドをベースにしたBefore After
- 伝わる資料作りのポイント



プレゼンは伝えるだけでなく、相手が行動したいと思えるようにすることが大切だと分かりました。
グラフは1ページにつき1つを意識し、文字は多すぎないようにする等、相手が簡単に読み取れるものが効果的だと学びました。
6時間目も4時間目同様、質疑応答を中心に各生徒の作成しているプレゼンを見てフィードバックして回りました。



講義後、実際に資料を手直しする流れで、講義で学んでいただいたコツを早速資料に取り入れて、どんどん見やすい資料が出来上がってきていました。



プレゼンのアイデアがとても広がったというのが一番大きかったです。プレゼンを作るのが楽しみになりました。
今まではただ伝えるだけのプレゼン、スライド資料だったので、これからは相手への贈り物としてプレゼンテーション準備していきたいです。
あっという間の時間だったようで、どの生徒さんも集中して発表会に向けて取り組んでくれていました!