プレゼンのやり方は? 初心者でも失敗しない前準備5ステップ

プレゼンを成功させるためには、事前準備と練習が必要不可欠です。

「 初めてのプレゼンでなにから手をつけたらよいか分からない 」 「 プレゼンの練習方法を知りたい 」 「 スライド作成のポイントを知りたい 」

といった方もいるでしょう。そこで本記事では、5つのステップに分けてプレゼンの練習や準備方法などについて紹介していきます。

ワン丸

本記事で解決できることはこれだワン!
・初めてでも迷わない! プレゼン準備 5 ステップ
・伝わる資料作り ─ シンプルで分かりやすいスライドのコツ
・本番に強くなる ─ 緊張を抑える練習法と話し方のポイント

本記事の想定読者

初めての社内発表を控え、忙しくても失敗なく準備したいビジネスパーソン

目次

プレゼンのやり方1.アプリを使おう

一般的なプレゼンは、スライドと呼ばれるプレゼン資料を事前に作成し、スライドを用いながら進めていくことがほとんどです。ここでは、スライド作成におすすめのアプリを紹介していきます。

Power Point

「 Power Point 」はMicrosoft社が提供しているプレゼン資料作成用のアプリです。操作しやすく、分かりやすいスライドを簡単に作成することができます。Web版のPowerPointであれば、利用料は無料です。しかし、無料版はオンラインのみでしか利用できず、一部機能が制限されるため、機能面で十分か検討する必要があります。詳しくは、公式サイトをご一読ください

Canva

「 Canva 」はデザイン作成ツールとして有名ですが、スライド資料を作ることにも適しています。プレゼン用のテンプレートが豊富で、手軽におしゃれなスライドを作成できます。ほとんどの機能は無料です。

Googleスライド

「 Googleスライド 」はGoogleアカウントがあれば、だれでも無料で利用できます。インストール不要ですぐに使えるインストール不要ですぐに使えるので手間がかかりません。また、自動で保存される機能がついているため、安心して作業を進めたい方にもおすすめです。

プレゼンのやり方2.話す内容を整理しよう

悩むビジネスウーマン

聞き手にとって分かりやすいプレゼンをするためには、話す内容を自分の中で整理しておくことが重要です。ここでは話す内容を考えていく際に、心がけたいポイントについて解説していきます。

文字数は1分あたり300文字が目安

プレゼンをするときに聞き手が理解しやすい早さは、1分間に300文字程度といわれています。実際に話してみると少しゆっくり過ぎると感じるかもしれませんが、聞き手にとってはちょうどよい早さです。
台本を考えていく際は、1分間に300文字程度が目安であることを考慮して作成するようにしましょう。

伝えたい内容の軸を考える

話す内容を考えていく際には、自分がなにを伝えたいのかをはっきりさせることが大切です。
伝えたい内容の軸を決めずに話してしまうと話がぶれやすくなり、聞き手に重要な点が伝わりにくくなります。聞き手に伝えたいことをきちんと届けられるよう、事前にきちんと考えるようにしましょう。

説明は結論から入る

プレゼンをしていく際はまず結論から述べると効果的です。結論から述べることで、聞き手はなにがポイントなのか理解しやすくなります。
「 どう構成を組み立てていけばよいか分からない 」という方にはPREP法が便利です。

PREP法とはPoint(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の順番で話を進めていく方法です。

PREP法を用いることで論理的に話を展開していくことができるため、聞き手はスムーズに理解しやすくなります。結論から述べるPREP法を活用して、聞き手に分かりやすいプレゼンを心がけましょう。

プレゼンのやり方3.資料に書く内容は簡潔に

パソコンを操作する手元

プレゼン資料であるスライドを作成していく際は、シンプルにまとめることが大切です。ここではスライド作成時に気をつけたい点について紹介していきます。

スライドはなるべくすっきりさせる

詳しく説明したいと考えて、スライドに文字を詰め込んでいる人も多いかもしれません。しかし、詳しく説明したらよいというものでもありません。文字数が多すぎる場合、視聴者に負担がかかります。
スライドはあくまでも補佐であり、主役はプレゼンターです。スライドには重要な点だけを記載し、細かな内容や説明に関しては口頭で補足しましょう。

図表を必要に応じて使用する

文字ではなく図表に置き換えて説明できるところは、図表を用いることで視覚的に理解しやすくなります。難しい場合は無理に用いる必要はありませんが、置き換えられる場合は図表を用いて説明することをおすすめします。

アニメーションを多用しすぎない

アニメーションは強調したい場合や注意をひきたい場合などに効果的ですが、使いすぎは印象がよくありません。過剰なアニメーションは視聴者を疲れさせてしまいます。
アニメーションにこだわるよりも、視聴者にとって見やすいスライドを作ることの方が大切です。不要なアニメーションは避けてシンプルなスライド作りを心がけてください。

プレゼンのやり方4.話し方の練習をしよう

ホワイトボードの前で発表・説明する男性

プレゼンでの話し方にもいくつかのポイントがあります。ひとつずつ見ていきましょう。

聞き手が複数人いる場合は順番に相手の目を見る

プレゼンの際は聞き手とのアイコンタクトが大切です。台本やスライドを見てばかりだと、聞き手からの印象がよくありません。
複数人いる場合にはひとりずつ順番にアイコンタクトをとっていきましょう。

目を見ることで緊張する場合は、鼻やネクタイの結び目などを見て少し視線をずらすと効果的です。

「 えー 」「 あー 」などをできるだけ言わないようにする

話と話の間を持たせる場合などについ言ってしまう言葉ですが、あまりにも多いと聞き手にとってはストレスになってしまいます。
癖がついている人はできるだけ言わないように意識することが大切です。つなぎ言葉が出そうになった際は無理に話を続けずに、一度話をとめて落ち着きましょう。

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プレゼンのやり方5.録画して自分の発表を評価してみる

自分のプレゼンを録画して客観的に評価することは、発表中に気づかなかった改善点を見つけるために大切です。ここでは自分の発表を評価する際に、確認したい点について紹介していきます。

目線が思ったよりも下に向いていないか?

動画を確認するときは視線の位置を確認しましょう。プレゼン中に視線が下を向いていても、発表者である自分自身ではなかなか気づきにくい点です。
視線が下に向いていると自信が無いような印象や、淡々とプレゼンを進めているように聞き手は感じてしまいます。できるだけ視線が下を向かないよう、プレゼン中は意識してみてください。

資料ばかり見ていて印象が悪くないか?

プレゼンの際は聞き手にきちんと視線を向けるようにしましょう。資料を時々見ることは問題ありませんが、資料ばかり見ていると悪い印象を聞き手に与えてしまいます。
聞き手とアイコンタクトをとり、コミュニケーションをとっていくことが重要です。

プレゼンを成功に導く「 カンペ 」の効果的な活用法

早口でないか?

早口でプレゼンを進めてしまうと聞き手は急いで理解しなければならないため、ストレスを感じてしまいます。
すでに紹介したように、1分間に300文字程度の早さで話すことを心がけることがポイントです。

スクリーン等を使う場合に立ち位置と重なっていないか?

動画を確認するときは、自分の体でスクリーンなどを遮っていないか確認しましょう。プレゼンではスクリーンの近くに立って大事な点を指し示すこともあります。
しかし、プレゼンターによってスクリーンが遮られていると、聞き手の理解を妨げてしまいます。プレゼン中は聞き手の視界を妨げないよう心がけてください。

まとめ:プレゼン本番で緊張しないよう早く来て練習するのもひとつ

プレゼン当日に慌てないためには、事前準備と練習をしっかりすることが大切です。スライド作成や練習方法のポイントを押さえて、本番に向けて準備しましょう。

もし可能なら、本番当日に早く来て練習するのもおすすめの方法です。本番の雰囲気に慣れておくことで緊張しにくくなります。難しいのであれば本番と同じ会場でなくとも、本番に似た状況で練習しておくと効果的です。

しっかりと準備をして、自信を持ってプレゼンをおこなえるようにしましょう。

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