「総合的な探究の時間」のプレゼン発表会にむけてMOVED渋谷が高校生にプレゼン指導!【今年で5年目】

2025年11月20日、MOVED渋谷が青森県立三本木農業恵拓(さんぼんぎのうぎょうけいたく)高等学校を訪問。
「 総合的な探究の時間 」の授業における発表会に向けて、今年で5回目となるプレゼン講座を実施しました。
「 総合的な探究の時間 」について
「 総合的な探究の時間 」は、高等学校学習指導要領に位置付けられた必修の学習の場です。
生徒自身が身近な地域や社会の課題を発見し、情報収集・整理・分析・考察・表現までの一連のプロセスを主体的・協働的に経験し、課題解決力や自己の生き方を考える力などの資質・能力を育成します。
「総合的な探究の時間」におけるプレゼンの役割
この探究のプロセスの中で、プレゼンテーションは「 成果をまとめ、他者と共有する 」だけでなく、「 課題や提案をわかりやすく伝え、相手の行動や意識の変容につなげていく 」役割を担っています。
探究で得た知見をスライドやポスター、口頭発表などの形でアウトプットすることで、生徒は情報を取捨選択し構造化する力、論理的に説明する力、質疑応答を通じて自らの考えを深める力を養います。
また、地域や企業、行政など外部のステークホルダーに向けて発表する場が設定されることで、「 社会に開かれた教育課程 」の理念のもと、探究の学びを実社会と接続する機会にもなります。
青森県立三本木農業恵拓高等学校の「 総合的な探究の時間 」とプレゼンテーション力の育成

青森県立三本木農業恵拓高等学校は、令和3年に3校が統合され開校しました。
青森県で唯一、普通科と農業科を併設する高等学校です。
「 未来拓創 」を校是に掲げ、地域産業や観光、農業分野におけるプロフェッショナルを育成する独自の教育活動を展開しています。地域に根ざしつつ社会の変化に対応する人材育成を目指し、「 総合的な探究の時間 」にも力を入れています。
普通科では3年間で計5単位と、県内でも多い時間数の「 総合的な探究の時間 」を確保し、生徒が自ら課題を見出し、地域や大学・企業等との協働を通じて解決に取り組むカリキュラムを展開しています。
こうした探究の成果を、校内外の発表会や課題研究発表の場で効果的に伝えられるようにするため、普通科新設の準備段階で探究学習を担当する先生方からご相談をいただいたことを契機に、MOVEDによる出張プレゼン講座を毎年度実施してきました。
探究の学びを社会へ届ける力を高める取り組みとして、生徒のプレゼンテーション力の育成に継続的に取り組んでいます。
渋谷5年の積み重ねの中で、学校として常にレベルの高い探究の時間が作り上げられているなと感じています。
プレゼン講義について


今回のプレゼン講義では、総合的な探究の発表に向けて、1日のうちに2年生2コマ・1年生2コマの計4コマの授業を行いました。
講義の前半では、スライドの作り方と話し方の両面から「プレゼンテーションの基本」を押さえる時間としました。
プレゼンテーションの考え方として、
- プレゼンの目的は「 情報を説明すること 」だけではなく、「 聞き手の行動や考え方を変えること 」であること
- 自分中心の「 Iメッセージ 」ではなく、相手の立場に立った「 Youメッセージ 」で語ること
を、重要なポイントとして伝えました。
スライドの作成方法については、
- 文章の羅列ではなく、図形やボックスで情報をグルーピングすること
- 色やフォントを統一し、強調したい部分だけ色を変えること
- 抽象的な文章だけでなく、写真・動画・実物など視覚情報を活用することで、伝わり方が大きく変わること
- ピクトグラムやアイコンを取り入れることで、情報を一目で理解しやすくできること
などを具体例とともに示し、「 一目で何を言いたいスライドか分かる状態 」を目指すための工夫を解説しました。



2年生は、去年1年生の時に教えたことをちゃんと覚えていて実践してくれているので、段階的に高い学びにつなげることができていました。
授業ではあるのですが、自分たちが選んだ課題に対してこの1年で取り組んだこと、学んだこと、意外だったこと、みんなにも知って欲しいこと…そういったみんなが知らない、自分たちが探究を通して学んだことを、ただ淡々と説明するのではなくて、みんなにシェアするように、そして楽しく学べるように、プレゼンして欲しいなと思っています。
グループワークでは、生徒の皆さんが実際に作成していたスライドを用いて発表してもらい、その場で渋谷が直接フィードバックを行いました。





みんな積極的で、講義の後の資料作成時間ではどのチームも集中して制作を進めて、講義の中でお伝えしたことをすぐさま取り入れてくれていました。
スライドの構成や見せ方を修正していく過程を一緒に確認することで、スライドがどのように分かりやすく変化するのかを体験してもらうことができました。
講義を受けた生徒からはプレゼンに前向きになったという声が多数!
アンケートには、プレゼンへの苦手意識が和らぎ「 次もやってみたい 」と感じたという感想が多く見られました。
以下、生徒のみなさんの声を一部抜粋してご紹介します。



より内容に集中できるようなスライドの作り方や、話し方など高校だけでなくこれから先の人生で必要になってくるスキルなので学校の授業として教わることができたのはとても良い経験になりました。



どのようなスライドが要らなかったかやどのような文章が要らなかったかを理解し、スライドを作り直す上でいい感じにすることができたので今後もこのことについて気をつけて頑張りたいと思った。



説明とプレゼンでは特徴が違って、プレゼンは理解してもらうためにするのではなく、行動してもらうという目的で行なうものであるという話が特に印象に残った。
スライドにおいても自分のやっていたことと全然違っていて、新しい考え方をすることができるようになった。



聞く前は説明になってしまっていたけど研修後は相手に何らかの変化を与えられるようなプレゼンを目指して作ることができました。
そして、この研修はプレゼンの面白さ、奥深さを知ることができたとても有意義な時間で、次のプレゼンが楽しみになりました。
探究で得た学びを、これからの人生につなげてほしい
今回の講義は、発表会のためのテクニックだけでなく、「 自分たちが探究を通じて得た気づきや驚きを、どう周りにシェアしていくか 」を考える時間にもなりました。



みんなのフィルターを通して学んだ、感じたことのシェアは、ただ検索して調べただけの情報以上に価値があります。その価値を大切にしてほしいなと思います。
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