「 きっかけはプレゼンの失敗談 」プレッツ研修で得た成功体験を語る【 Sansan株式会社様 】
安齋安美
Sansan株式会社 Eight事業部 ビジネス推進部 / Eight Team グループマネジャー / 2017年10月にSansan株式会社に入社。Eight Teamの初期メンバーとしてカスタマーサクセスの立ち上げの後、現在はEight Team グループマネジャーとして事業全般を統括しています。今回はプレゼン研修を受講されたSansanの安齋様へお話を伺っていきたいと思います!
SansanでEight Teamのグループマネジャーをしている安齋です。よろしくお願いします。
早速ですが、今回PLet’s(プレッツ)のプレゼン研修を受講しようと思った”きっかけ”を教えてください。
以前、Eight事業部が主催するスポンサーコメントを担当しました。
優勝者には、私が担当する「 Eight Team 」という名刺管理サービスを1年間無償で提供する企画があり、その紹介を行う役割でした。
しかし、1~2分の短いコメントで盛大に噛んでしまいました。最後に「 おめでとうございます 」と言うときにも噛んでしまい、会場で笑いが起こるほどでした。
その後、社内メンバーから「 面白かったですよ 」と言われましたが、私にとっては恥ずかしい経験でした。
この件をSNSに投稿したところ、イベントを見てくださった方から「 Cybozuのパートナー企業でプレゼン研修をしている企業が何社かありますが、どうですか?」とDMで紹介され、その中にMOVEDがありました。
直接、MOVEDのPLet’s(プレッツ)をご紹介していただいたのですね。
はい、そうです。それと同時期に、社内メンバーから6分間のサービスピッチイベントに誘われました。
少し悩みましたが、これを機にプレゼン研修を受講することに決めました。PLet’s(プレッツ)のサイトやYouTubeを見て、良いなと感じたので申し込みました。
そうだったのですね!受講するにあたって、期待していたことはありますか?
私はマネジャーなので、周りのメンバーが忖度してしまい、プレゼンのアドバイスが中々しづらいと思います。
そこで、外部の専門家からしか得られない、もっと刺激的なアドバイスが欲しいと思っていました。
実際の研修内容はどうでしたか?
すごく良かったです。自分が当たり前と思っていた部分を指摘され、固定観念を打ち破ることができました。
例えば、初めの入りは「 こんにちは、Sansanの安齋です 」と思っていましたが、「 この入りは良くないですよ 」と指摘され、初めに自己紹介はしなくて良いことを教えていただきました。
また、当社のサービスを初めて知った人からの視点でアドバイスをもらえたことも勉強になりました。
研修で特に印象に残ったことはありましたか?
全部です(笑)プレゼンする人としてのスタンスの持ち方、提案する側・される側ではなく、同じ仲間として伝えることなどです。様々な視点からアドバイスをもらえて、とても刺激的でした。
研修後に6分間ピッチの本番を迎えるにあたり、どのように練習しましたか?
研修を受講した後、プレゼン原稿を一から作り直しました。そして、6分以内に収まるように調整をした上で、本番に備えて毎日最低10回は練習をしていました。
また、一緒にピッチに出る方の動画を拝見して研究をし、参考にしていました。口内炎もできながら本番までの練習を頑張りました(笑)
そういった研究熱心なことも1つの才能ですね。ご自身の中のモチベーションはどこから来ていたのですか?
まず、冒頭にお話しした恥ずかしい経験談から来ています。自分のメンバーの立場からしたら、上司がしっかりとプレゼンしている姿を見ると、誇らしく感じますよね!そのような想いからモチベーションが湧いていました。
プレゼンする自分の姿を見てチームメンバーがどう思うか、ということもお考えになっていたんですね!本番はどうでしたか?
当日はトップバッターでしたが、何回も練習を重ねていたので、緊張しながらも余裕を持って進行でき、客席を見渡しながら話すことができました。また、本番中にEightで100人中40人ほど名刺交換をすることができました。
ピッチの動画を拝見しましたが、5分58秒とピッタリで綺麗に締めくくられていました。
軸がブレることなく分かりやすくブラッシュアップされており、かなりの努力が感じられました。
私が安齋さんのビフォーアフターを知っている背景もあり、凄い努力をされたんだなと感じました!
本番が終わった直後は、Eightのメッセージで「 良かったです!」と応援コメントが届きました。
また、その後ブースで接客していたのですが、そこで「 女性が堂々と話す姿に勇気づけられました 」という声をいただきました。
自分のプレゼンが誰かの励みになったことが分かり、凄く嬉しかったですね。
研修前後で、人前で話す機会に変化はありましたか?
研修を受けて本番を無事こなせた自信ができたため、またピッチイベントなどで人前で話してみたいと思いました。
最初は「 プレゼンは緊張してなかなか上手くいかない 」といった様子でしたが、人前でまた話したいという言葉を聞いて感動しました。
今回、受講したプレゼン研修を、同様のキャリアを積んだ方や管理職の方におすすめするとしたら、どのような点を強調しますか?
何よりもまず、自分自身のこれまでの固定観念や型にはまった考え方を打破するには、プロの講師からフィードバックを受けることが一番早いと感じました。
周りから指摘されにくい部分、例えば、プレゼンのスタンスや自己紹介など、自分で気付きにくい点をプロの方から教えていただけるのが大きな強みです。
周りのメンバーからは得られない新しい視点のアドバイスは、自分自身の型を破るのに役立ちます。
今後、PLet’s(プレッツ)に期待することや改善点あれば教えて下さい。
参考になる良いプレゼンやピッチの例を紹介してもらえると、イメージしやすかったかもしれません。
実は具体例を提示していない理由があります。そのプレゼンが正解だと認識されると、また新たな固定観念ができてしまう可能性がありますので、そのバランスを大切にしたいと考えています。
プレゼンテーションの正解は1つではないので、プレゼンの目的、会場の規模、プレゼンターの人柄など、様々な要素を加味して、オーダーメイドな支援ができるのもプレッツの強みです。もちろん、プレゼンの良い例を参考にするのは問題ありません。
最後に安齋様から一言お願いします!
自分は上手く伝えられていると思っていても、相手からすれば「 聞こえただけだった 」ということが多々あります。
本当に相手に伝わっているのか分からないという課題を感じています。今後は伝え方をもっと磨いていきたいと考えています。
取材風景
「 伝える 」から「 伝わる 」へのきっかけに