プレッツの受講事例を紹介!研修後の成果は〇〇だった【 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様 】
今回はプレゼン研修を受講された、伊藤忠テクノソリューションズ様にお話を伺っていきたいと思います。今回お話を伺うのは、柴田さん、松元さん、磯田さん、高野さんの四人です。
どうぞよろしくお願いいたします。まずは伊藤忠テクノソリューションズ様の事業内容について教えてください。
伊藤忠商事が親会社のSlerで、CTCという略称で呼ばれることが多いです。多種多様なお客様に対してITシステムに関するコンサルから導入・構築・保守・運用まで幅広くお手伝いさせていただいています。
今回、プレゼン研修を受講しようと思ったきっかけを教えてください。
弊社では10年ほどイノベーションを起こすために、社内でビジネスアイデアを募るイベントを実施してきました。昨年のイベントは応募が少なく、イベントの目的や方法を見直す必要があると感じました。
弊社は、お客様のご要望に沿ったものを用意することをビジネスの主軸としていることもあり、自分から提案することに慣れていない社員が多い環境下にあります。
そのため、ビジネス化を目的としたアイデアコンテストでは尻込みしてしまう社員が多くいました。気軽な気持ちで新しいことを考え、そのアウトプットを称える雰囲気をつくっていくイベントにしたいと考え、「 BOOMS!」という名前で新たにイベントを立ち上げました。
イベントの参加者に向けた研修などの支援が必要だと思い、今回MOVEDさんのプレゼン研修をお願いすることになりました。MOVEDさんのことを知ったのは、イベント業者の方に教えてもらったことがきっかけです。
皆さんもアイデアを自分たちで考えて提案することに慣れていないので、その入口としてアイデアだけを出してみようというわけですね。
はい、まずはアイデアや妄想力を大事にしています。
実際に、去年に比べて応募される方の人数はいかがでしたか?
応募数は増え、特に若手や女性の応募が増えました。より参加しやすい雰囲気をつくれたと思います。
イベントに応募した方の中から、プレゼンの研修を受けたい方を募集したというわけですね?
はい、イベントのエントリー特典として、プレゼン研修を提供しました。
ロジカルな研修は多いですが、情熱やストーリー性を伝える研修はなかったため、多くの社員からの要望がありました。
プレゼン研修を受講したきっかけや、ご自身の中にあった課題感について、磯田さんから伺いたいです。
普段の業務では、技術領域を担当しています。プレゼンの経験が少なかったので、これからプレゼン力を身に着けたいと考えていました。
高野さんも、受講のきっかけや、ご自身の中にあった課題感があれば教えてください。
今回開催したイベント「 BOOMS!」に、運営側として関わらせていただいています。その関係もあり「 BOOMS!」で発信するコンテンツは、全部体験したいと思っていました。
個人的にアイデアを出したので整理したいと思っていました。所属しているチームのメンバーにも、伝える方法論を共有したく、プロの研修を受けてみたいと思ったのがきっかけです。
今回、より相手の心を動かせるようなプレゼンのシナリオを作成するための研修を受講いただきました。磯田さん、実際に研修を受講してみていかがでしたか?
まずプレゼンの目的やゴールを説明した上での研修だったので、プレゼンの初心者でも分かりやすい研修だったと思っています。
実際に登壇されましたが、成果はありましたか?
「 BOOMS!」のプレゼンの内容について考えても、最初はどこから手をつければいいのか分かりませんでした。研修で教わったプレゼンのフレームを参考にして作成し、それから自分の伝えやすいように変えていくということを学べたのが良かったです。
いきなり話す内容をつくるのは難しいですよね。研修でお伝えしたのは、汎用性の高いフレームなので、これからも活用していただければと思います。高野さんにも伺いたいです。
順序立てて、皆で一緒にフレームをもとに考えていくことで、発信したいことも明確になったと思っています。
今後にも活かせそうですか?
活かせそうですね。実際に、発表する研修もあればいいなと思いました。
ストーリー・デザイン・トークの3つのコンテンツで提供していて、特にトークも受講いただいた場合は、喋ってもらう機会が多いです。次回機会があれば、受講いただければと思います。
この研修を受講する前に、何らかの機会で登壇する社員に対して、事務局としてフォローしていた部分もあるのですが、人前で喋ることに対するフォローが難しいと感じました。
今回はストーリーだけの研修でしたが、トークの研修も提供していたら、より良かったかなと思っています。
ストーリーがよくても、本番のトークが足りないと勿体ないです。ただストーリーのシナリオは根幹の部分なので、そこはまず受講していただきたかったというのがありました。
ストーリー編は、アイデアを整理するときに気付くことが多かったので、アイデアを提出する前に研修を受講したほうが良かったかなと思いました。その方が、より良いアイデアを出せると思います。
ストーリー研修を受講したあとにアイデアを応募、そしてトーク研修を受講してからピッチを行うのが良かったかもしれないですね。
研修では、プレゼンの根本的な部分から変えていきたいと思っているので、ストーリーは早めに実施しても良いかもしれないですね。柴田さん、松元さんは研修を準備する側としていかがでしたか?
新しい気付きを皆が持ったのではないかと思います。研修を受講したあとに、登壇のピッチの作成が変わった部分もあると感じました。
「 資料を書き換えてください 」というのは作成した方にとっては気持ちがいいものではないので、こうした方が良くなるかもしれませんと少しずつ提案した方が、作成した本人も「 もっとこうした方がいいかも 」と自分から改善点に気付けるようになります。
そして最終的には、ストーリー立てられた資料が出来上がりました。
私たちも実際にアイデアを出してみる等、実感して学んで落とし込んだ上で、イベントを運営することができたのでスキルアップにもなりました。今後イベントを継続していくことになったとしても、重要なポイントを学べたと思っています。
イベントも是非続けて、皆さんの妄想の場が広がっていければいいなと思います。イベントだけではなく、皆さんの業務にも役立つスキルだと思うので、そういった時にお声がけいただければと思います。
最後に皆さんから一言ずつ頂きたいのですが、今後プレゼン研修を受講したいと思っていただいている方であったり、受講を考えている方に向けて、ぜひメッセージをお願いします。
プレゼンなど人前で何かを発表することに苦手意識がある方も、研修ではフレームワークに沿ってワークを行っていくことで、自然にアウトプットできるようになります。
受講して損はないですし、フレームワークも身につくので、今後のお仕事やプレイベートにも活用できることだと思います。
特にプレゼン経験のない、かつ自身のスキルアップをしていきたい方は、ぜひ受講したほうがいい研修になっていると思います。
その理由としては、研修内容がプレゼンの目的やゴール、フレームワークも知ることができるので、プレゼンを考える上でのファーストステップが明確になり、踏み出しやすいと思います。
プレゼンで資料を読むだけでは、人に伝わりづらいと思います。そこに物語を描いて、きちんと相手に届ける必要があると思います。よりよい形で伝えたいものがある人にとっては、この研修はとてもオススメです。
プレゼンやピッチが苦手で、人前に出るのを避けるタイプでした。今回、イベントの企画者として自分の思いやアイデアを人に伝える経験をし、それが他の人からの反応という形で返ってくることの良さを実感しました。
この経験は自分の自信にもなり、その感動を他の人にも広めたいと思うきっかけにもなりました。これからも学びを深めたいと思います。
「 伝える 」から「 伝わる 」へのきっかけに
ライター:いうと