企業における理想的な業務改善の実現へ、MOVEDでさらなるプロフェッショナルの道を目指す
今回は社外にメンバーの魅力を知っていただく機会として、ハタトレ事業部の中尾典隆さんへインタビューを実施しました。
MOVEDは魅力的なメンバーが数多く在籍しているワン!
勤めていた病院のシステム担当から独立し、業務改善コーチとしてクライアントの業務改善をサポートされています。
今回は、中尾さんのこれまでの経歴や業務改善サポートで心がけていることなどについて伺いました。
病院のシステム担当から独立し、業務改善支援の会社を設立
MOVEDに参画される前の経歴を教えてください
大阪外国語大学(現・大阪大学)を卒業後、電子カルテのメーカーに就職しました。入社後は電子カルテを導入した病院を対象に、5年ほど全国を回りながら運用支援に携わってきました。しばらくして、お付き合いのあった病院から声をかけていただき、病院のシステム担当に転職することになりました。
支援をしていくなかで知ったことですが、病院の多くはシステムの専任者が不足しているらしく、エンジニアをスカウトして業務を任せるというケースも多いようです。そういった経緯もあり、転職先の病院では電子カルテの保守やPC周辺機器の管理など、幅広い業務を経験させてもらいましたね。
病院でkintoneの導入にも携わったことから、業務改善支援にも興味を持つようになりました。13年勤めた後に独立し、kintone関連の業務対応を中心とした法人を設立しました。MOVEDには2023年8月に参画し、ハタトレ事業部のチーム監督として、現在は案件の進捗管理やメンバーサポートを担当しています。
MOVEDに出会ったきっかけを教えてください
MOVEDのことは、Twitter(現在のX)を通して入ったkintone関連のコミュニティ内で知りました。Twitterを活用した理由は、kintoneの情報収集を行うにはTwitterが最適だと、サイボウズ社のイベント「 サイボウズデイズ 」のセミナーで勧められたからです。
コミュニティではkintoneの公式サポーター企業も多く参加されており、関係者の方々と触れ合ううちにMOVEDのことも知るようになりました。
MOVEDへの参画にはどのような経緯があったのでしょうか。
参画の転機となったのは2023年4月に行われたサイボウズ社のイベント「 kintone hive fukuoka 」です。イベント後の食事会でMOVEDの事業統括責任者である小林から、会社の理念や一緒に働く従業員を尊重し守りたいという想いを聞き、入社したいと思うようになりました。
当時はMOVEDで働くことに高いハードルを感じていましたが、さらに詳しく話を聞いていくうちに、MOVEDで働いてみたい、チャレンジしてみたいと思えるようになりました。MOVEDの掲げる「 お客様の自立支援 」という理念に共感したこともあり、食事会後の同年8月にMOVEDに参画することを決めました。
伴走型トレーナーとしてお客様の自立支援をサポート
現在、MOVEDではどのような業務を担当されていますか?
MOVEDでは、ハタトレという業務改善の自立支援サービスの業務改善コーチとして働いています。
ハタトレはkintoneをはじめとしたITツールを活用し、企業の業務改善に向けて伴走型でサポートする事業部です。クライアントが主体的に業務改善する仕組みづくりや人材トレーニングサービスを提供しています。
現在、中尾さんご自身が担当されている業務を教えてください
現在は介護業界のお客様を担当しています。前職での知見を活かせる業界だったことから、前任者より打診されて担当することになりました。業務内容は、業務改善におけるkintoneの活用支援と、初期構築のサポートです。
はじめにお客様の要望に合わせたシステム構成の試作モデルを作成し、お客様自身が活用しながら最終的には自分たちだけで改善を完結できるようにサポートしています。
サポート自体はkintoneを活用した、オンラインのテキストコミュニケーションがメインです。テキストだけで伝えきれない部分や、全体の進捗確認についてはスムーズにコミュニケーションが取れるよう、オンラインミーティングでサポートを実施しています。
お仕事をするなかで中尾さんが心がけていることは何ですか?
最も重視しているのはお客様の自立です。これはMOVEDに入社を決めた理由の一つでもありますが、ハタトレが目指しているのは、お客様が自分たちで業務改善を進められるようになることです。
お客様一人ひとりの状況に応じて、どこまでサポートするかを見極めながら、最終的にはMOVEDから卒業できることを目指してサポートしています。これは一見、ビジネスとして考えると非効率かもしれません。しかし、お客様が自立して業務改善を進められるようにサポートすることが、私たちの役割だと考えています。
業務改善に関しては、これまでも「 代わりに作ってあげます 」「 設定してあげます 」というサポートでは意味がないと感じてきました。お客様が自分たちの力でkintoneを使いこなせるようになり、「 これからは自分たちだけで進めていけます 」と言ってもらえるようになるのが理想だと考えています。
kintoneへの習熟度や知識レベルによっては答えを伝える必要もありますが、それではやはり自立には繋がりません。ヒントを出したり、考え方を伝えたりする程度に留め、なるべくお客様の自立を促せるサポートができるよう心がけています。
プロフェッショナルが集まるMOVEDで理想の働き方を目指す
MOVEDの組織について参画して感じたことを教えてください
MOVEDの組織構造は非常に魅力的です。一般的な会社のようなピラミッド型ではなく、フラットな関係性が根付いています。上下関係があるようにも見えますが、職歴や経歴にかかわらず、誰もが率直に意見を出し合える環境が構築されています。
メンバー同士がフラットな関係でありながら、それぞれがプロフェッショナルとして活躍している部分も大きな魅力の一つですね。働き方の観点からもMOVEDには魅力を感じています。場所にとらわれず、リモートで働けることは病院に勤めていた時には考えられなかったことです。
業務中に子どもが体調不良になり、学校へ迎えに行かなければならなくなった際も、MOVEDではスケジュールを柔軟に変更できます。日中にリフレッシュして夜に作業したり、逆に朝から集中して作業を進めたりと、自由度が高い働き方ができることも大きな魅力ですね。
今後、MOVEDで目指す目標や挑戦したいことはありますか?
まずは目の前の案件をしっかりと対応していきたいと思います。ハタトレのサービスについても、事業内容への理解を深め、お客様にサービスを滞りなく提供しやすいように社内環境を整えていこうと考えています。
また、ハタトレ事業の収益面でも、将来的にはMOVEDの収益を支える柱の一つになれるよう、案件を増やしていく必要性を感じています。そのために、案件が増えても対応できるようにメンバーの増員も検討しつつ、一人ひとりのメンバーが複数案件を効率的に遂行できる体制づくりもチームメンバーと取り組んでいければと考えています。
中尾さん自身の目標はありますか?
今後は私自身が経営する会社のほうでも、提携先の企業に対してしっかりと業務改善サービスを提供していきたいと考えています。kintoneを活用するうえでは、研修や構築支援など、用途によりアプローチの方法も異なります。サービスそれぞれの特徴や良さをMOVEDで学びながら、自分が目指す業務改善の理想形へと繋げていきたいですね。
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