「働くことは楽しい」組織の業務改善に伴走する若きリーダーが描く未来

編集部

今回は社外にメンバーの魅力を知っていただく機会として、ハタトレ事業部の岡崎光輝さんへインタビューを実施しました。

ワン丸

MOVEDは魅力的なメンバーが数多く在籍しているワン!

25歳という若さで業務改善トレーニング「 ハタトレ 」事業のサービス責任者を務める岡崎光輝さん。

フリーランスとして業務改善支援に取り組んでいましたが、2024年8月には自身の会社を設立したそうです。

今回は「 働くことに対するネガティブなイメージを変えたい 」というビジョンを掲げ、意欲的に世の中の業務改善に取り組む若きリーダーの挑戦に迫りました。

業務改善の仕事に惹かれ、独立を決意

MOVEDに参画する前の経歴を教えてください

地元の情報通信系高専で、プログラミングや電気工学などを学びました。3年間修了後、フィリピンへの語学留学を経て、建築設備会社に入社することとなりました。業界初の機械を海外から輸入した際には、海外の担当者と英語でコミュニケーションをとりながら運用体制を構築していきました。とてもやりがいを感じられた瞬間でもありましたね。

現場での作業に加えて、業務改善システム「 kintone 」を使った業務改善を担当し、入社後すぐに無駄な業務の洗い出しやDX化に取り組んでいました。入社1年目で業務改善において大きな成果を出すことができた時はとても嬉しかったですね。

短期間での成果とプログラミングスキルを評価されて、kintone運用サポート会社から開発事業への参画依頼を受けました。日中は実家の建築設備会社で勤務し、仕事が終わった後に副業としてkintoneの開発業務をする生活を数年ほど続けましたね。お客様に貢献できているという実感が持てる業務改善の仕事はとても面白く、時間を忘れるほど没頭していました。

MOVEDと出会った”きっかけ”や、参画に至った経緯を教えてください

副業でお世話になっていた運用サポート会社の提案で、2020年のkintone hive Fukuokaというイベントに登壇したことがMOVEDとの出会いの”きっかけ”になりました。

このイベントは、kintoneの活用方法やアイデアをユーザー同士で共有するライブイベントです。私はホワイトボードや紙の伝票で行っていた配車管理をスムーズにするためのアプリ開発や、新しいシステムを社員が受け入れやすいようにするために工夫したコミュニケーションなどについて発表しました。

私の発表をMOVED事業統括責任者の小林が見ていて、SNSを通じて連絡をもらい、一緒に食事をさせていただきました。業務改善について、さまざまな話を聞かせていただき、とても楽しかったことを覚えています。

その後、副業を続けるなかでkintoneの仕事の面白さにどんどん惹かれていき、この仕事に全力で取り組みたいと考えるようになりました。中途半端にしたくなかったので「 実家の会社にはもう戻らない 」という決意で退職することを決めました。

退職後はフリーランスエンジニアとしてさまざまな企業のシステム開発プロジェクトに参画していました。その後、小林から「 もし良ければ、一緒に働きませんか?」と声をかけていただき、2023年からMOVEDに参画しています。また、それまではフリーランスとしてkintone開発事業を行っていたのですが、2024年8月には更なる事業拡大を目指して、法人を設立しました。

お客様自身が課題解決できるように、企業の人材育成に力を注ぐ

MOVEDで岡崎さんが担当されている「 ハタトレ 」事業の特徴を教えてください。

ハタトレの特徴は、ツール導入支援にとどまらず、人材育成を重視したアプローチです。新しいシステムの構築や業務内容のブラッシュアップもしますが、人材育成をメインとしたサービスは業界でもまだ少ないと思います。

お客様自身が課題を見つけ、改善し、運用・定着させられるような人材となるよう、コーチングを取り入れたトレーニングを実施しています。組織の自走を目指すので、サービス提供期間はかなり長期にわたります。短くても3カ月から6カ月、長いと3年程度のお付き合いになりますね。

ハタトレが目指す「 組織が自走できる状態 」になった具体的な事例を教えていただけますか?

お客様自身でシステムを構築し、運用できるようになった事例をご紹介しますね。そのお客様は、kintoneを導入していたもののうまく使えておらず、情報収集やレポート作成に時間がかかると悩んでいらっしゃいました。何から着手していいのかも分からないという状態でしたね。

ハタトレによって、各種アプリの環境整備を行って業務を効率化できたことに加え、お客様自身でシステム構築できるようになりました。別店舗で利用するシステムの構築や他システムとの連携も、お客様自身で開発・運用できるようになっており、私としても非常に思い入れのある事例となりました。

ユーザー経験を活かし、お客様と共に改善していくことが喜び

「 ハタトレ 」事業部の組織体制について教えてください。

現在、「 ハタトレ 」事業部には9名のトレーナーが在籍しています。トレーナー全員が現場でkintoneを活用した業務改善の経験を持っていることが大きな特徴です。お客様が抱えている悩みや不安を想像して寄り添えるのは、現場経験があるからこそだと思いますね。

また、お客様の担当については私が割り振るのではなく、メンバーの立候補で担当を決めていることも特徴の一つです。お客様の業務に興味があるメンバーが担当することになるので、より深い理解と積極的な提案ができる体制になっています。

お客様を支援するなかで、やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?

一緒に業務改善を進め、それまで見えていなかった課題の本質が特定でき、「 これが原因だったのか」とお客様が目を輝かせる瞬間です。そのような場面では、自分が貢献できていることを強く実感できます。

原因を特定することは業務改善のスタートであり、その先で問題解決のために取り組みを進めていく時間を一緒に過ごせるのも大きなやりがいを感じますね。

お客様の組織が自走していける状態になるというゴールを目指して伴走しており、それが実現できた時にお客様から直接感謝の言葉を頂けるのはとても嬉しいです。

お客様は業務のプロフェッショナルであり、私たちは業務改善のプロフェッショナルです。異なる分野でのプロフェッショナルとして、双方の掛け算ができて初めてサービス提供が成り立ちます。お客様と一緒に改善していく「 伴走パートナー 」として仕事にとてもやりがいを感じています。

働くことは楽しいというイメージの”きっかけ”になりたい

MOVEDで今後やりたいことを教えてください

サービス責任者として、業務改善トレーニングの価値を広く発信していきたいと考えています。ハタトレを本当に必要とする人は、まだご自身の課題が見えていない状態なので、問い合わせをしようと考える人は少ないかもしれません。

そのような潜在層に向けて、解決に動き出してもらうきっかけを作りたいと思っています。成功事例を積み重ねたり、身近に感じてもらえるような表現を考えたりするなど、私たちのサービスを知ってもらうための努力をしていきたいです。

岡崎さん個人のキャリアビジョンについてもお聞かせください

私の経営する会社では、MOVEDと相乗効果を生み出せる事業展開を目指しています。まだ構想段階ですが、AIを活用した業務改善や効率化支援の事業を主軸とする予定です。

世の中では人手不足が深刻化していくことが予想されています。私の会社ではAI活用を通じて、そしてMOVEDでは人材育成を通じて、これから深刻化する人手不足にアプローチしていきたいと考えています。

多くの人が仕事を「 嫌なもの 」「 耐えなければいけないもの 」と捉えがちですが、このマイナスイメージを「 楽しい 」というポジティブなイメージに変えていきたいと強く思っています。

人生において仕事が占める割合は大きいので、仕事が面白いと感じ、より深い興味を持てるような”きっかけ”を作っていきたいです。


ワン丸

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